子供たちの金融教育を考える/自分がやってみたこと

株式投資
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子どもたちは親の行動をよく見ていると思います。とくに自分の嫌なところほど似てくるような気がしてなりません。実際には良いところも悪いことろもいつの間にか真似しているのですが、嫌なところは自分でも特に気になる部分ですからね。

このためお金の使い方についても親の影響を大きく受けるのは間違いないと思っています。親が浪費癖があれば子供たちも浪費をするのが当たり前と感じるようになるでしょうし、投資が当たり前であれば子供たちも投資することが当たり前と感じることでしょう。

お金についても積極的に話すべき

日本の場合、お金について話すことは結構タブー視されているように感じます。しかしお金は一生ついてまわるものなので親がお金についてどのように考えているのかはオープンに日常会話の中でも話すべきです。

私は常々お金は大きく3つに分けて管理すべきとおもっているので、これをかみさんとよく話します。 例えば近い将来使う予定のお金がそろそろ貯まってきたので、その積立貯金を減らしその分積立投資の額を増やそうか・・・とかですね。

このように投資も楽しんで無理せずに行うことできっと子供たちも投資に興味を持ち、労働収入だけでなく権利収入の必要性についても理解していくのではないかと思ってます。

意識してやってきたこと

子供には早いうちに色々と失敗してほしいと思っています。無駄な買い物をしてしまった、コレを我慢しておけば・・・というような無駄な支出を意識してほしいということです。

このため子供たちの銀行口座をつくり、お小遣いやお年玉などもらったお金を貯金するのか、手元においておくのか、使ってしまうのか自由にさせました。

またお金を貸したり、借りたりするとどうなるのか体感してもらいたいと思い、家庭内で銀行を作り預金金利を10%に、借金もできるようにしてこの場合の金利も10%として様子を見てみました。 10%にしたのはお金の動きがわかりやすいだろうと思ったからです。

結果子供たちは借りてまでお金を使うことはせず、預金10%で預け始めたのでやむなく銀行は廃業としました。私の小遣いが破綻しそうだったので・・・

これは自分が社会人になったとき始めたのが散財、ローンも簡単に組めるようになったのでそれに拍車がかかってしまった反省からです。金融リテラシーがない中で社会に出ると不要なものがあたかも必要なように感じてしまいます。それがほんとに必要か考える習慣を持っのは重要だと考えたからです。

例えば若い人向けの保険のCMをよく見かけますが、若いうちは保険よりも攻めの投資のほうが将来的に有利なのは言うまでもありません。若いときから一体なにを保障するのか冷静に考えれば保険のメリットはさほどないことがわかります。

わからないことは自分で調べるようになってほしい

何でもそうですが、個人にとって有益な情報はあまり公開されていません。証券会社が個人投資家に有利な商品を積極的にすすめることは殆んどなく、証券会社にとって都合が良い物を勧めてくるのはよくある話です。

CMで紹介されるものは逆に言えばCMしないと売れないものであり、ほんとに有益な情報はCMなどしなくても勝手に売れます。 ただ有益な情報は自分で情報を取りに行かなければならないので、わからないことは自分で調べる癖は大切だと思っています。

コレに対して効果があるかどうかはわかりませんが、私はネットで色々と調べますし 子供たちとの話の中で「なぜ」をよく聞くようにしています。 そして好きなことや疑問に思ったことはすぐ調べられるようにと リビングにノートPCをおいています。

ただノートPCは子供たちにとってYoutube専用機になりつつあります・・・(笑)

私が実施していることが正解ということではありませんが、子供たちは親をよく見ていると言いますし、実際にそう思います。であれば親がお金についてオープンでありどう考えているのか、色々と話すのは良いことだと思います。 

最近「ジュニアNISA」で積立をしている話をしました。子供たちが自主的にお小遣いを投資に回さないか興味があります。

こんなことを書いてみました。お金自体はただの数字で実際には価値はない、みんなが信じる価値を数字に置き換えたものです。

ジュニアNISAを活用しましょう。そしてNISAの話もすればお金について興味を持ってもらえるものと思います。

投資と投機は別物です。コレもぜひ知っておいてほしいことの1つです。

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