楽天・全世界株式インデックス・ファンド/これ1本で世界中の株式へ

有名な投資信託の1つに「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」があります。世界中へ分散投資するヴァンガード社の「VT」を投資先とする投資信託で、

通称「楽天VT」、Fund Of The Yearで多くの投資ブロガーさんに評価され、2017年は初登場で1位、2018年は4位といずれもトップ10に入る人気の投資信託です。

今更感もありますが、楽天VTI同様にいままでまとめていなかったので改めて整理します。

楽天・全世界株式インデックス・ファンドの基本仕様

楽天VTのインデックスは「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)」です。

この指標は大型株、中型株、小型株を網羅した時価総額加重平均型、米国を始めとした先進国株式や中国やインドなどの新興国を含み、その組み込み数は約8000銘柄 世界中で買える株式の98%以上をカバー、つまり世界中の株式を円換算で買うわけです。

もともと「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」をインデックスにしているのはヴァンガード社の「VT」です。 このVTを投資対象とした投資信託が「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」とうことです。

ドルベースで買わなければならなかったVTを日本円で簡単に買えるようにしたのがFund Of The Yearでも高評価だったわけです。

 楽天VTVT
購入手数料0%0.45% ※1
信託報酬0.2296%0.10%
非課税制度NISA/つみたてNISA/ジュニアNISANISA/ジュニアNISA

※1: 約定代金の0.45%

手数料下限5ドル/上限20ドル(SBI証券)

信託報酬はVTの0.1%に楽天VTI同様に楽天の取り分約0.12%を加えているので0.22%とやや高くはなりますが、世界中への分散投資を考えればそれでも十分に安いレベルです。

なお、楽天VTは「つみたてNISA」対象の投信、年間40万円までの枠内であれば20%の課税はなしです。

他にもつみたてNISA対象で全世界株式へ分散投資するならばこのような商品があります。

  信託報酬
SBI・全世界株式インデックス・ファンド0.15%程度
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)0.15336%以内
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)0.15336%以内
楽天・全世界株式インデックス・ファンド0.2296%程度

いずれも最近発売されたばかりの投資信託であり、楽天VTの影響で手数料の割引が始まっていることがわかります。良い傾向ですね・・・

2017年に楽天VTが登場してFund Of The Yearいきなりの1位、このことから世界中への分散投資には需要があったことがわかります。ちなみに楽天VTはバンガード社のVT一本に投資しているファンド、その他は先進国+新興国+日本のように複数のETFを組み込んでいます。

パフォーマンスを確認する

発売されたのがつい最近のため、過去のチャートはありません。このため全米と全世界株式の比較として、VTIとVTを比較してみます。

過去10年(VTI,VT)

やはり全米株式のVTIの方がパフォーマンスが良いという結果が出ています。世界中のほぼすべての株式に分散投資するVTはリスクは小さいですが、リターンも比べれば低くなっています。

結果、VTがリーマン・ショック時の底値から10年で倍になっているのに対してVTIは3倍になっています。 この差をどう見るかで全米株式か、世界株式全体かが決まります。

ただ、世界中とはいえ株式への投資ですからそれなりのボラティリティはあります。しかし米国株式のみのVTIに比べれば小さいものです。 悩ましいのは分散を進めればどうしてもリターンも小さくなってしまうことですね。

まとめると、楽天VTは米国のヴァンガード社のETFであるVTへ投資する投資信託、つみたてNISA対象なので年40万円までは非課税で運用可。

同様のファンドは他社でも発売されているがFund Of The Year2018でも4位と大健闘。

また投資先が決まらないのであれば世界中への分散投資は間違いのない選択、なぜなら一部の国や地域が不況になっても世界全体でみれば人口も増加し経済も成長していくと考えられるからです。

ちなみに私はVTではなくVTI(楽天VTI)を選んでいます。やはりリターンを考えれば世界全体よりも世界経済の中心にある米国への投資のほうが理にかなっていると考えたからです。 

VTは日本では超人気のETF、楽天の保有額ランキングでも、買付け額ランキングでも堂々の1位です。 でも私はVTではなくVTIをメインに据えて...

実は日本ではVTのような世界中への分散投資するETFや投信は大人気なのですが、実はVT投資の本場、米国ではあまり人気がありません。やはり米国組込割合が大きいことが挙げられます。

VT正式名称は「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」日本では保有残高が一番大きなETFとして有名です。 しかし先日米国での人気ラ...

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