VGTとQQQ/米国の情報技術セクタETFを比較

今回は情報技術ETFとして有名なVGTを見てみます。 また同様の情報やIT銘柄を多く含んだQQQと比べて有意差を確認してみたいと思います。

基本仕様を比較する

VGTはテクノロジー・ソフトウエア及びサービス/テクノロジー・ハードウエア機器/半導体製造機器の3つの分野から構成されています。 対象は大型株、中型株、小型株と幅広く網羅、その組み込み銘柄は333となっています。

一方でQQQはナスダック100時価総額に基づいて100社が組み込まれています。このため自ずと大型株が中心に組み込まれるものと思われます。 また時価総額が高いものから100銘柄ということは自ずとITや情報技術が約6割という割合になっています。

VGTQQQ
インデックスMSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50トランジションナスダック100指数
経費率0.10%0.20%
分配金1.29%0.91%
構成銘柄数333100

(2019/01/21調べ)

QQQは時価総額が高いものを組み込み、結果ITや情報が多く含まれていますが、VGTはもともと情報技術セクタを狙ったETFという基本的な違いがあります。

組み込み銘柄上位の比較

それではどのような銘柄が組み込まれているのか改めて確認します。

VGT:

組み込み銘柄を見ると確かにITだけでなく、サービスやハードウエアを扱う企業が多く含まれているのがわかります。

QQQ:

Appleやマイクロソフトは同じように含まれていますが、ほかはVGTとはかなり異なるようです。こちらは上位6割はITやコミュニケーションサービスです。

パフォーマンスを比較する

VGTとQQQ、そして比較としてS&P500インデックスのSPYのチャートを見てみます。

過去5年のチャート

SPYに比べてVGTとQQQのパフォーマンスが良いのがわかります。切り取る時期や期間にもよりますが、VGTとQQQでは殆んど差がなくSPYより良いパフォーマンスを発揮しています。

S&P500が米国大型株のうち優良株500銘柄を組み込んでいるのに対して、QQQは米国だけでなくナスダックに上場している時価総額上位100(金融除く)となっています。 つまり米国以外でもナスダックで上場していれば対象です。

トータルリターンを確認してみましょう、同じく過去5年です。

VGT,QQQはSPYに比べればボラティリティはかなり大きいものの長期保有で確実に成長しています。こう見るとS&P500もいいのですがVGTとQQQのパフォーマンスが光ります。

VGTとQQQはIT、情報技術の銘柄を組み込んでいるので成績はかなり似通っています。ただVGTが米国の情報技術系銘柄を組み込むのの対して、QQQはナスダックに上場する時価総額上位100を組み込むというように考え方は全く異なるETFということは押さえて置かなければなりません。

いずれにしてもパフォーマンスが良いので暴落時に買うか悩みます。それにしてもほんとに米国ETFはバラエティに富んでいて魅力的なものが多いです。 あらためて暴落時に買い付ける銘柄をちゃんと決めておかないといけませんね。

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