手数料を安く抑えるべき理由について/手数料は確実にリターンに影響する

投資対象の運用成績に関係なく投資のリターンにマイナスの影響するものとして手数料と税金があります。 税金は基本どうにもなりませんが外国税額控除やNISAやiDecoなどの仕組みをうまく利用することで節税が可能です。

また最近のネット証券ではかなり手数料が安くなってきており、1%を超えるものはまず見ないですが、窓口で購入できる投資信託の信託報酬は未だに1.5〜2%と高額で、ネット証券を知らない人お年寄りなどはこれが当たり前と考えているようです。

投資信託やETFでかかる手数料は基本的に3つあります。「購入時に発生する手数料」、「保有し続ける間発生する費用」、「売却時に発生する費用」 信託報酬は「保有し続ける間発生する費用」です。

なお、期待されるリターンが年3%程度と考えれば年に1.5〜2%もかかる信託報酬がいかに高いかわかるというもの、リターン3%は不確実ですが信託報酬1.5〜2%は確実に引かれる費用だからです。

実際に投資されている方の中では手数料を安く抑えるべきと言うのは常識ですが、具体的にどのような手数料が発生しているのか改めて整理してみたいと思います。

購入時に発生する手数料

購入時にかかる手数料はそのファンドによって決まっています。 だいたい1〜3%のものが多いと思いますが、もし購入時の手数料が3%必要だった場合、100万円を投資するときに97万円からスタートということになってしまい非常に効率が悪くなります。

最近ではかなりの割合でノーロードと言われる購入時に発生する費用がゼロの投資信託が多くなってきていますのでノーロードを基準に商品を選んでいいと思います。

一方で直接米国のETFを購入する場合は残念ながら手数料が発生します。SBI証券など有名なネット証券は大体以下の通り、一度の買い付けでかかる手数料は上限で20ドルなのでまとまった額を購入すれば手数料負担は減ることになります。

約定代金の0.45%(税込0.486%)

・最低手数料:5ドル(税込5.4ドル)
・上限手数料:20ドル(税込21.6ドル)

ただNISAで買い付けをする場合は殆んどの証券会社で手数料なしとなっていますので、節税の意味でもうまく利用してください。

保有し続ける間、発生する費用

目論見書に信託報酬や経費率と書かれている費用です。これが高いとせっかくリターンがあっても相殺されてしまいます。

例えば分配金が2%あったとして経費率が0.5%だったら実質リターンが1.5%ということになってしまいます。複利で考えれば長期運用では大きな差になっていく事になります。

更に言えば運用資金が大きくなればなるほどこの差は開くので同じ内容であれば経費率はとことん抑えるべきです。

例えばS&P500をインデックスにするETFには「SPY,VOO,IVV」の3種類があります。最も古いものがSPYであり資産規模も一番大きいですが経費率が0.08%、他のVOO,IVVが0.04%

たった0.04%の差ですが、多額の資産を運用しているのであれば結構な差になります。

売却時に発生する手数料

売却時にも手数料が発生します。これも最近ではゼロというところも多くありますのではじめにファンドの目論見書をよく確認しておきましょう。

米国のETFでは購入時に発生するのと同じ額の手数料が発生します。また米国ETFをNISAで購入する場合、購入手数料はゼロでも売却時には費用が発生するので注意してください。

米ドル購入時の手数料

投資信託を購入する場合はこの費用は発生しません(すでに含まれている)が、直接米国のETFを買うのであれば米ドルが必要になります。このドル購入にも手数料がかかります。

例えば三井住友銀行では1通貨あたり100銭(米ドル)の為替手数料が必要、これは1ドル100円とすると1%の手数料が取られる計算です。

このように米ドルを購入するだけでも手数料が発生しますので、できるだけ安い証券会社や銀行を選ぶべきです。

おすすめはSBIネット銀行、1通貨あたり4銭(米ドル)の為替手数料で済みます。1ドル100円とすれば0.04%の手数料で済む計算です。

定期買い付けをすると1通貨あたり2銭までさがるのでドルが必要な方はSBIネット銀行はおすすめです。

ざっくりとかかる手数料について整理してみました。とにかくいろいろなところで手数料が取られていることがわかると思います。 特に長期運用では信託報酬が安くないとせっかくのリターンが薄まっていしまいます。

投資のリターンは不確実ですが、手数料は確実にマイナス方向に影響してきますので手数料を安く抑えるべきということです。

SBIネット銀行は定期的に外貨購入時のキャンペーンをやっています。ただ個人的にはキャンペーン時にまとめてドルを買うよりは、機械的に時間を分散させて購入したほうが良いと思っている派です。

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