バフェット指数に見る米国ETFの売り時、買い時

株式市場の割高かを知る指標として有名なものにバフェット指数があります。投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏が愛用しているためこのように呼ばれているようですね。 ちなみにこれはその国のGDPと時価総額から判断され、以下の計算式で算出されます。

株式時価総額÷名目GDP×100

これはある国の株式時価総額の増加率と名目GDPの成長率は長期的には収斂するというという考えに基づいており、割高になっていないか逆に売り込まれていないかを測る場合に使われます。

ちなみにこれが100を超えると割高と見ます。

米国のバフェット指数推移

早速米国のバフェット指数の推移のチャートを見てみましょう。

バフェット指数(米国) NYダウ

このチャートは2018年以降横軸が伸びていますから注意してください。多分大切な部分なんで細かいところまで見えるようにしたのでしょうか?

リーマン・ショック後にNYダウも大きく成長し現在に至っていますがそれと同時にバフェット指数も上がっていますね。 2013年には割高と言われる100を超えています。こう見るとすでに5年以上割高の状態が続いていたわけですね。

感覚的には割高だろうな・・・とおもいますが数字で見るとはっきりしますね。

そして今年に入ってからバフェット指数は140強で推移し、10月からNYダウが下がるのとおなじくしてバフェット指数もどんどんと下がってきています。

12月29日時点で122まで下がっています。S&P500やVTIのPERが現在で約18くらいまで下がっているので10月以降の下落によって割高感はかなり和らいだということです。

2018年のバフェット指数140強は過去でいうとITバブルの直前のレベルですね、2000年の5月に一瞬136をつけ、その後景気後退に入っています。 こう見るとやはり今の140強が1年続いたのはちょっと異常だったのかもしれません。

言えるのは2018年米国はかなり割高水準であったということ、ただISM製造業景気感指数を見ても景気後退のサインはありません。このためバフェット指数も緩やかに落ちてきていると解釈できるかもしれません。

またリーマンショック直前は一瞬108くらいまで上がりましたが、その後暴落していますのでバフェット指数から暴落のタイミングを測るのは難しそうです。

日本のバフェット指数推移

日本のバフェット指数のチャートもありましたのでご紹介します。

バフェット指数(米国) 日経平均

このチャートも2018年以降横軸が伸びています。 米国よりバフェット指数が低く120前後で推移していますね。 日経平均も2万円前後であまり変化はありません。

ただ、改めて日経平均を見てみると長期運用には向いていない気がしますね。バブル期の最高値を30年経っても超えていないわけですから・・・NYダウが30年で約3倍ですから話になりません。

さらに言えば日銀が毎年6兆円ペースで株を購入して株を買い支えています。このタイミングでバフェット指数が100を超えています。

そして今年日銀が買い支えたその累計が20兆円を超えたことはニュースになっていましたが、これだけ買い支えてこの成績??とは悲しいですね。

バフェット指数で言えばバブル期には100を大きく超えていますが、大きく超えている時期はあまりなく、2012年アベノミクスが始まるまでは割安状態が続いていたことがわかります。 今年に入ってからのバフェット指数100超えは日銀が株を買いすぎているせいでしょうか??でも2012年以降は日銀のバイアスがかかっていることを頭に入れて置かなければなりませんね。

暴落して誰もが悲観的になっている時に買って、みんながまだ上がると思っているうちにキャッシュにして現金の比率を高める。 コレができれば誰でも儲かるじゃんと思っていましたが、そういう意味ではこのバフェット指数大いに参考になりそうです。

ETFは初めから分散されているのでこの指数が低いうちは大きく買って100を超えたら要注意、ただ後から見ているからわかるのであってという意見もありますが要注意な指標であることは間違いなさそうです。

米国の景気後退を表す指数のひとつとして有名なものとして長短金利差があります。過去長期金利よりも短期金利のほうが高くなると1年位先にリセッションが起きています。

強気相場の米国株式ですが、いつかは景気後退することは間違いありません。その為、常にリセッションが起きてもいいようにCASHの比率を適正に保つ...

他にも景気後退を測る指標として有名なものがISM製造業景況感指数があります。製造業へのアンケートで景気動向を見るものです。

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