VYMは米国高配当ETF/キャピタルとインカムのバランスよし!

今回は高配当ETFのVYMを確認します。 VYMはバンガードR・米国高配当株式ETF、 配当利回りが大きいことが特徴です。

私自身も配当金に興味が大 ポートフォリオの有力組入候補です。 では詳しく見てみましょう。

FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス

VYMは FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスのパフォーマンスを目指すもので、アメリカの大型株の中でも特に予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を、重点的に組入ています。 このため配当率が大きく昨年2017年の実績は2.78% 最近までは3%台だったそうですが、株高により少しパーセントを下げています。

組み込まれる 銘柄数は大型株 約400銘柄と多くに銘柄を組み込んでいる用に見えますが、 VTIが約4000銘柄を組み込んでいることを考えると、やはり配当が大きい銘柄はかなり少ないことも想像できます。

参考に保有名から上位とセクター別の構成比を見て見ましょう。
(以下バンガード目論見書より)

保有上位10銘柄

やはり大型株の中でも予想配当利回りが大きい銘柄が選ばれていることがわかります。 また上記10銘柄で全体で約400のうち 30.9%を占めていることも注目です。

セクター別の構成比率(普通株式の割合比較) (%)

「テクノロジー」、「金融」が上位 30%を占めています。 これは 好景気には強いものの、金融が不景気にどう動くのかちょっと心配、 また「消費財」、「ヘルスケア」と続いて25%を占めています これは 好景気 不景気関係なく必要なものなので比較的安定していると考えます。 その他にも「石油・ガス」が9.5% 含まれており 大型株 約400銘柄の中でも比較的分散は利いていることが予想されます。

【HDV】という高配当ETFもあるが

VYMに似たETFで【HDV】という高配当ETFがあります。  VYM約400の銘柄対してHDVは組み込み銘柄が約70と少なく、リスクと言う意味では多少大きくなると思います。 この為、初心者が高配当ETFを考えるのであればVYMが適当ではないかと考えます。

当然、銘柄を70まで絞り込んでいるHDVはその分配当金も高くなりますが リスクもそれに応じて大きくなると推測しています。

過去10年のVYMチャート

では過去のVYMチャートをダウ平均と比べてみましょう。

(過去10年のVYM)

(過去10年のダウ平均)

ほとんどブラフの形に差はありませんね、ダウ平均が2016年後半より急激に伸びているのに対してVYMは比較的なだらか、ダウ平均が大型株30銘柄 VYMは大型株約400銘柄の違い つまり分散が利いていることから上昇が穏やかなのかもしれません。

VTI、HDVとの比較

VTI,HDVいずれも米国株式への分散投資をしているのでチャートを比較してみます。(2011より)

(水色:VTI)(紫:VYM)(青:HDV)

やはりVTIが一番パフォーマンスが良く、VYM、HDVと続いていることが見受けられます。

では配当含めたパフォーマンスはどうでしょうか?

(緑:VTI)(オレンジ:HDV)(青:VYM)

これを見るとトータルではVTIとVYMがほぼ同じでHDVが少し劣ることが見て取れます。

アメリカ全体に投資をするVTIとVYM、過去10年に限って言えばトータルリターンではややVTIの方が成績がよいという結果になりました。 経費はVTIが0.04%に対してVYMは0.08% HDVも0.08%とVYMと同じ値に設定してきています。

配当率は以下の通り(2017年)
VTI:1.79%
VYM:2.78%
HDV:3.58%

VYMを中心に見れば、性格は VTIはキャピタルに振ったETF、HDVはインカムに振ったETFといえそうです。 ここから 私が若くて運用期間が長くとれるのであればVTI、そして配当を得たいと思ったらVYM、HDVという選択肢が見えてきます。

税金まで考慮すると

過去のパフォーマンスを比較すると、この中ではVTIがトータルリターンが多い事に、あとは税金について考慮しなければなりませんが・・・米国のETFですから配当金に米国で10%、更に日本で20%の税金がかかります。

しかし米国では売却益に税金がかかりません。 つまり運用期間が長くとれるのであれば配当金はできるだけ少なく、将来売却益を無税で受け取ったほうが特という計算も成り立ちますね。

ここまでわかれば、あとは自分の好みで投資先を選べば良さそうです。

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