米国リートのRWR/サクッと米国不動産全体を買う

海外ETFの買付けランキングや保有額ランキングを見ると、世界中の株式へ分散投資するもの、米国株式へ分散投資するもの、そして分配金の利回りが大きいものが人気です。

分配金が大きいといえば見逃せないのがリート、米国はリート発祥の地として様々なリートETFが根付いています。中でも人気なのが「IYR」と「RWR」、今回はRWRについて調べてみます。

ダウ・ジョーンズU.S.セレクト REIT 指数

RWRは「ダウ・ジョーンズU.S.セレクト REIT 指数」をベンチマークにするETFで2001年からの運用実績があります。

業種別構成比(2019、1/10)

組込銘柄上位(2019、1/10)

銘柄名ウエイト株式
サイモンプロパティグループ株式会社8.59%1,273,561
プロロジス株式会社6.29%2,592,392
公共ストレージ4.83%617,559
株式会社ウェルタワー4.29%1,546,930
エクイティレジデンシャル3.98%1,517,367
アバロンベイコミュニティーズインク3.94%569,227
デジタルリアルティトラスト株式会社3.47%849,506
株式会社セールス3.39%1,468,059
ボストンプロパティ株式会社2.95%636,077
エセックスプロパティトラスト株式会社2.63%272,081

工業用やオフィス不動産、住宅用不動産で半分を占めています。

RWRの基本仕様

それでは代表的な米国リートETFのRWR・IYRを比較してみます。

RWR

INDEX :ダウ・ジョーンズU.S.セレクト REIT 指数

保有銘柄数 :97

分配金利回り :4.19%

経費率 :0.25% 

(2019年1月10日)

IYR

INDEX :ダウ・ジョーンズ米国不動産指数

保有銘柄数 :114

分配金利回り :3.94%

経費率 :0.43% 

(2019年1月4日)

IYRよりも経費率が安くおさえられており、分配利回りも約4%とIYRと遜色ないレベルです。

IYR/RWRのパフォーマンス

IYRとRWRそしてS&P500のパフォーマンスを見てみましょう。これはリーマンショック前から現在までのチャートです。

IYRとRWRのパフォーマンスはあまり変わりありません。チャートにはS&P500も入れてあるのですが2014年までは大きな差がありませんが、それ以降は株式のS&P500のほうがパフォーマンスが良かったことがわかります。

景気回復の波を捉えて大きく成長したS&P500とリートはほぼ横ばいということですね。長期運用ではやはり株式のリターンがよいというのも、ここに現れているものと思います。

同時期のトータルリターンを確認してみます。

IYRとRWRではあまり差が出ていません、また切り取る期間によって成績は異なってきますが、リーマンショック以降のトータルリターンはS&P500のほうが高かったことがわかります。

一般的にリートはボラティリティが大きいと言われますが、長期のチャートを見る限り株式と比べて更に大きいとは感じられず、過去暴落時にはおおきく値をさげたということは言えます。

分配金を狙う方にとってリートの分配利回りの高さは大きな魅力です。ただ原資がおおきくないと分配金もほどほどの額なので、ある程度資産を持っている人向け、もしくは育つまではよりパフォーマンスがよい株式という選択もありだと思っています。

そしてリートを選ぶ際には、IYRやRWRのパフォーマンスには大きな差がありませんでしたので経費率と組込銘柄など好みで選んで問題ないと思います。

米国リートといえばIYRかRWRが一押しです。過去の実績からどちらも同じような値動きをします。

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