2018年の10月から相場が大きく荒れてきています。更に年明けにも大きく下落していますので投資初心者の方は気が気じゃないでしょう。投資経験の長いベテランさんは、下がったら買い増す準備ができているので余裕でしょう。
そんな中、初心者の私がこれから自分がやろうと思っている事を整理してみます。大したことではありませんが誰でも今からでもできることです。
損切りはしない
積立投資は継続する
スポット購入時には時間を分散させる
指値で安い金額を設定しておく
損切りはしない
これ以上損失を大きくさせないようリスク資産を売却する行為です。損を確定する行為なのでコレが必要かどうかを改めて考えてみます。
株式投資は投資先が成長することによってリターンを得るものです。つまり株価の上げ下げはあり一時的にマイナスになることはあるものの長期的には投資先の成長によるリターンが見込めるというものです。
FXや先物取引などゼロサム・ゲームにであれば、想定外のことが起これば損切りは必要不可欠、しかし株式投資で適切な大きさのリスクを取っているのであれば損切りなどする必要は無いと言い切れます。 ただ過度なリスクを取っているの場合でも損切りは損の確定ですからなんとかこらえてほしいものです。

今最適だと思って持っているポジションを崩さずに持ち続けることが正解だと私も信じて様子を見ていこうと考えています。
積立投資は継続する
ドルコスト平均法による積立投資は大荒れの市場ではその平均で購入できることから続けるのが良いと考えています。
確かに株価が下がった時に買えればよいのですが一日中相場を見ているわけでもありませんし、それに短期的に上がるのか下がるのかがわからない中で相場を気にしていたら疲れてしまいますよね、その意味で機械的に買い付けすることで市場平均で買える積立投資は特に荒れている相場では有効だと思っています。
スポット購入時には時間分散させる
リーマン・ショック時にはVTIなど有名な株式ETFは半値くらいまで値を下げています。 この底値でスポット的に買えれば一番いいのですが流石にそれができたらまぐれというもの、普通はできません。
つまりタイミングをみて買うことは諦めたほうがよいと思われます。ただ価格がかなり下がってきたのであればポートフォリオのキャッシュを1年位時間分散させて購入するのはありだと思っています。
コレにより底値で買えなくてもそれに近づけることはできるのではないでしょうか? 自分でタイミングを図ろうとすると、下げた時に売って上げた時に買うようなことにもなりかねません。 ここは機械的に行くべきだと思います。
指値で安い金額を設定しておく
荒れている相場で一時的に下げた株を買うのであれば指値で安い金額を設定し、できるだけ長くほっぽらかすのもひとつの手だと思っています。
政治家の発言などにより一時的に大きく値を下げることはよくあることなので、現象の価格より10~20%程度安い価格で注文を入れてできるだけ長く設定しておくことは有益だと思います。
以上まとめると、積立投資は相場が荒れようがどうしようが継続すべき、株価が下がり含み損が出ていたとしても損切りはすべきではない。そしてポートフォリオのキャッシュなどを用いて低めの金額で指値注文をできるだけ長い期間で設定しておき、一時的な下落を取りこぼさないようにする。
本格的にリセッションが始まったのであれば期間限定の積立投資で市場平均を掴む。
というふうに頭を前向きに切り替えれば大荒れ相場で含み損があったとしてもかなり余裕が出てくるのではないでしょうか、そしてこれらは実際に私も意識してやっていることです。
あくまでも参考まで・・・
リセッションにより含み損を抱えて投資をやめてしまう人が意外に多いと聞きます。 ならば機械的に買い付けてしまいましょう。
絶好の買い場はについて書いています。基本パターンは4つありますが、調整や暴落、景気低迷は絶好のタイミングとなります。
これから投資を始めるのであれば今はいい時期ですね。長期投資は不況から始めるのが一番条件が良いと思います。