米国REIT(リート)/ETFで買えるリートの特徴

資産配分では株式以外にも債券や金そしてREIT(リート)もあり、これらを組み合わせることで幅広く分散投資が可能になってきます。 私は基本、株式と債券を中心に投資を行うつもりですが、REITは高配当なのでかなり魅力的です。

このため米国で且つETFで買えるREITがどのようなものが確認してみたいと思います。ここでもJ-REITではなくここでも米国・・・なぜなら人口が減少し始めた日本の不動産需要が右肩上がりに増えていく姿が想像できないからです。

なので長い目で見ればJ-REITは不安、特に2020年オリンピックを過ぎると不動産需要がかなり下がるのではないかと注目しています。

またETF限定にしているのは、株式の個別銘柄と同じく個々の特徴などを調べる時間もないので、ETFでサクッと分散してしまおうという考え、個別銘柄に手を出すのは時間ができてからですね。

米国の定番REITーETFはIYR

米国のREITーETFにも株式や債券と同じように様々な種類があります。中でも目をつけたのは「IYR」これはロボアドのWealthNaviでも組み込まれていたETFで米国REITとしては定番です。

今回はこの定番ETFのIYRを利用してREITの特徴(概要)に触れておきましょう。

IYR
INDEX :ダウ・ジョーンズ米国不動産指数
保有銘柄数 :114
分配金利回り :3.94%
経費率 :0.43% 

(2019年1月4日)

IYRの分配金は高利回りと行っても3.94%でやや物足りない気もします。またチャートを見るとかなりボラティリティが高いことがわかります。

IYR,SPYチャート(過去20年)

特にリーマン・ショック前の価格が高く、それが一気に下げているので暴落の大きさが半端なく大きいことがわかります。最もリーマンショックは不動産への融資が焦げ付いたためなので特に大きく出たのかもしれません。

IYR,SPYトータルリターン(過去20年)

IYR,SPYトータルリターン(過去10年)

試しにSPYとIYRのトータルリターンを比べてみましたが、過去20年ではREITのIYRが大幅に成長しているのですが、過去10年ではSPYのほうが大きく、チャートは出していませんが過去5年では明らかにSPYのほうが有利ということになります。

ETFで買えるREIT(IYR)の特徴

以上よりREIT(IYR)の特徴を整理すると・・・

1)ボラティリティが株式より大きく、下落場面では特に大きく下げる可能性あり

2)分配利回りが約4%と大きい

3)経費率が0.44%と高め(許容範囲と思われるが)

4)株式のチャートと似た動きをする

過去20年リーマンショックを挟んで切り取るとトータルリターンではSPYの倍と圧倒的なパフォーマンスです。たまたま切り取った時期でそうなったと言えますが、でも暴落時に大きく下げる可能性は暴落時にうまく仕込めれば美味しいETFということも言えるでしょう。

問題は、長期運用では株式によるリターンの期待値が一番大きいと言われています。このためポートフォリオの中心はあくまでも株式、他のアセットクラスを組むのであれば債券など逆の動きをするものを組み合わせたほうがリスク分散のために役立ちます。

このように考えて行くとREITをどのようにポートフォリオに組み込むのが良いのか悩ましいですね。当面私は株式と債券を中心に進めていきたいと思います。

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