50歳から定年まですべきこと/月々10万円の分配金を生む資産を作るために

投資の目的をどのように捉えるかは人それぞれですが、比較的短期間の15年で月々10万円の分配金を受け取る方法についてシミュレーションしてみました。 

なぜ10万円?これは定年後にゆとりある生活をするために必要な金額が月々30~35万円、厚生労働省が想定するモデル世帯の年金支給額が22万円 この差額をきりが良いので10万円と置きました。

結果は想像通りかなり大きな入金力が必要、やはり若いうちから時間を見方につけるのが良いと言えます。

月々10万円の分配金を得る

月々10万円の分配金を得るために必要な金融資産がいくらになるのか、もちろん投資先は様々ありますが、一番ラクで実効性が高いと思われるのが米国株式。このため比較的分配金が高くキャピタルゲインも望めるVYMでシミュレーションします。

ちなみにVYMはご存知の通り米国の大型株の中でも予想配当利回りが市場平均を超える高配当銘柄を約400組み込んだETF、設定は2006年11月10日で10年以上の実績があり、設定来のトータルリターンは約8%、シミュレーションでは少なめに6%とします。

VYMの経費率は0.08%、配当は3%弱となっています。月々10万円の配当とすると税引き後120万円/年 このため税引前で年150万円を目標に考えれば・・・配当を少なめに2%で設定、必要なVYMは7500万円分となります。

150万円/2%=7500万円

月々の積立を10万円とした場合

元本が2000万円程度ないと目標には届かないことがわかります。

元本をゼロとした場合

月々30万円程度の積立がないと目標には届きません。

シミュレーション結果より、月々30万円もの積立を継続するか、元本が2000万円+月々10万円の積立 くらいの入金力がなければ達成しないことがわかります。

普通のサラリーマンの方がこの額を入金し続けるのはかなり厳しいものと推測しますが、それまでの貯金の活用や家計の見直し、共働きなどでギリ狙える可能性はあります。

若いうちから積立をして時間を味方につけることが推奨されているのも大きな入金力を必要としないからに他なりません。

暴落時に買い増せ

これだけの入金力はないという方でも、株価暴落時に大きく買い増す方法も一般的に行われており、コレを利用できます。 株価は上下を繰り返しながら成長していきます。そして過去を見ると大きな下落は10年に1度程度発生しています。

であれば誰にでもわかる大きな暴落時にしっかりと買い付けるわけです。もちろんタイミングもあるでしょうし、含み損が発生していればそれと向き合わなければならないのが辛いところですが、大きく下落しているわけですからまさにバーゲンセール、リーマン・ショック時にはVYMも半値位まで落ちています。

高配当銘柄に乗り換える

資金がある程度育てば高配当の銘柄に乗り換えることで、シミュレーションより少ない金額で目標達成できるかもしれません。

例えばPFFのように5%超えの配当を出すETFもあります。ただこれだけ高配当になると株価自体の成長はほとんど見込めないのでトータルのリターンとしてはVYMにビハインドします。 そこで資金がある程度育ったらPFFを加えていく、乗り換えるという選択です。この場合分配金が2~3倍となりますから半分くらいの入金力でも目標達成できそうです。

理想を言えば若うちから少額で積立を実施し、収入に応じて積立額を増やす事ができれば目標達成の可能性はかなり大きいものと思います。ただ限られた時間の中で資産を作らなければならないのであれば大きな入金力を覚悟しなければなりません。

実際には高配当銘柄に乗り換えたり、暴落時に買い増ししたりと目標達成を早められるチャンスがあると思いますが、いずれにしても目標達成には大きな入金力が必要なので、ライフプランから必要な貯金と投資に回して問題ないおカネを算出、また家計の見直しで無駄な固定費を投資に回すなど大きな対策が必要になってくるものと思います。

でも、かと言ってFXのような投機で資産を増やそうとするのはどうかと思います。誰かの負けによって勝つ人がいるわけなので長期間リターンを得続けるのには向いていたいと思われるためです。

10年後に月10万円の配当を狙うとすると、最低でも定期積立額を増やす必要があることが判明。 そこで妻には積立貯金を積立投資に付け替えを提案し...

家計を見直して節約したおカネを投資に回すのは大いにアリです。ただ節約のポイントを間違えると労力ばかりかかって効果が薄い事になってしまいます。

毎月の支出を少し手も抑え、その分将来のために貯金や投資をしたいと考えている方にとって節約はマストで大切なこと。 でも方...

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする