狼狽売りを避けたいなら/売り時の判断基準を持つべき!

株価が下がってくると慌てて売りたくなってしまう方がいます。会社の先輩でS&P500インデックスの投資信託を購入しているそうなのですが、最近は株価が下がっているのでいくら下げたとかいくら戻したとか気になってしょうがないらしいのです。

どうしても人それぞれの性格もありますからそのように敏感に感じる人もいるわけですね。そんな彼は過去買値にこだわり、マイナスで確定させること数回。最近はドルコスト平均法を知ったらしく、多少は心穏やかに過ごしているようです。

何が言いたいかというと、どのような時に売るべきなのか自分なりの判断基準を持っていれば狼狽売りなどしなくても済むのではないか、下がった事実を冷静に見て判断ができるようになるためには売り時の基準をもつことが必要と思うわけです。

代表的な売り時の目安

投資は将来リターンを得るために行います。つまりいま買い付けをしていてもいつかは現金にして使うものなので、例えばお金が必要になった時はなどは売り時と言えますね。 

●お金が必要になったとき
●その商品を持っている理由がないとき
●リスクが大きくなったとき
●更にリターンが期待できる商品があったとき

代表的な売り時についてはこのようなものが考えられます。これらについて自分なりに考えを持てば売り時を大きく外すことはないでしょう。

お金が必要になったとき

どのような資金を投資に回すのかは人それぞれなのですが、お金が必要になってリスク資産を売らなければならない状況自体がまずいかなと考えています。

とはいえ人生何があるかわかりません。投資は余裕資金で行うべきものですが、やむを得ず資金が尽きたときには躊躇なく売って現金化すべきでしょう。間違ってもそのお金を借金で賄うようなことは合理的ではないので辞めるべきです。

いつか使うために投資をしているので、その時が来たという割り切りが必要です。

その商品を持っている理由がないとき

当たり前ですが、その株価が将来上がるだろうと判断するのであれば買いです。逆に将来下がると思うのであれば売りなのです。

●上がるだろうと予測=割安
●下がるだろうと予測=割高

そのヒントのひとつが人口ボーナス、人口が増えればその国や地域は経済発展するだろうという考え方です。 確かに人が多ければ当然お金を使う人も増えているということですから説得力があります。

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もし上がるか下がるかが判断つかないというのであれば世界中へ分散投資してしまう方法もあります。そうVTを積立購入するわけです。 世界中の人口はまだまだ増加傾向ですから何も考えずにVTという選択でもOKなわけです。

また私は今年のはじめに新興国株式と債券を組み込みましたが、後に成長ストーリーが描けないこと気が付き売却しています。(もちろん私の考えですが・・・)

ETFははじめから分散されているのでこのようなアバウトな考察でも十分、非常に楽に投資できます。

リスクが大きくなったとき

ポートフォリオの中である銘柄の占める割合が大きくなったとき、一般的にはリバランスを行います。 ポートフォリオの割り合いが大きいということはそれだけリスクが与える影響が大きくなっていることになります。

またその株はすでに割高になっている可能性もあるので売却してバランスを取るわけです。当然リバランスの方法は別の銘柄を買い増ししてバランスを取る方法もありますのでかならずしも売却にはならないかもしれませんね。

更にリターンが期待できる商品があったとき

なかなかこのようなETFを見つけることは難しいかもしれませんが、良い条件でリターンも期待できるのであれば、トータルコストを考えて売却して別のETFを購入する資金として利用します。

ただ、売却すると売却益にも税金がかかりますし、乗り換え後のリターンにも影響をするので慎重な判断が必要です。

またポートフォリオに債券ETFを組み込んでおくと、暴落時にはディフェンス的な動きをしますから債券ETFを売却してメインで運用中の株式ETFを購入するということも可能、株価が下がっているのでリターンが期待できる商品と言えるわけです。

このため私は債券ETFのAGGとメインのVTI・VYMの3種類をポートフォリオに組み込んでいます。こう考えていくと売り時の判断基準を持つことは投資戦略を考えることにも繋がります

●お金が必要になったとき
●その商品を持っている理由がないとき
●リスクが大きくなったとき
●更にリターンが期待できる商品があったとき

このような項目について自分なりの判断基準を持っておくことで狼狽売りなど非合理的な売買を避けられるものと思います。 株価が下がったとしても今は我慢・・・など自制が効くようになると思います。

冷静に考えれば暴落時は売り時というよりは買い時といえます。

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