米国ETF、株価の下落が急なので状況と今後の運用を考えてみた

今年2018年10月からの株価下落はかなり大きくS&P500が3ヶ月で15%もの下落をしています。 ISM米製造業景況感も11月には59.3前月よりも1.6ポイント戻しているにも関わらず12月に入ってからの下落幅はかなり大きいものでした。

今後どのように動くのかは不明ですが、状況を整理し今後何が起きても慌てないように対応を考えておきたいと思います。

いま米国は景気が鈍化しているわけではない

11月のISM米製造業景況感は59.3です。これだけ見れば景気が鈍化しているわけではないということになります。

また長短金利差が12/26時点で0.16と低い値に収まっています。この長短金利差がマイナスになると近い将来大きな暴落が来ることが経験的に確認されています。

ということは現在の景気感は悪くないのだけれど、近い将来の株価には悲観している人が多いということができます。 また長短金利差ですから短期の金利が高くなってきていることも影響しています。

FF金利とNYダウ平均

長期間FF金利が低い水準で推移しています。つまりリーマン・ショック後の景気対策としての低金利政策が長期間にわたって行われていたわけです。

景気の向上により2016年より金利が徐々に引き上げられていることがわかります。また金利を引き上げたタイミングで景気が減速していることも読み取れます。つまり金利上昇は相当慎重に行わないと景気の減速を招いてしまうわけです。

今後の金利の推移

FRBは12月の18,19日のFOMCと言われる連邦公開市場委員会にて政策金利の利上げを決定し、2.25〜2.5%になりました。 

チャートを見るとすでに10月から株価が不安定だったのに なぜこのタイミングで利上げを決めたのか、頭のよい人の考えることはよくわかりません。でもこれによって一時的な株価の下落をまねき、買い場が訪れたことも確かです。

いずれにしても長短金利差は逆転する可能性が高くなってきており、長期的に景気が鈍化する可能性を秘めています。

ではどのように運用したらいいのか?

経済的にネガティブな状況になるとまず下落という形で現れます。そして問題ないことがわかるともとに戻っていくのが一般的な下落のパターンです。

と考えれば今回FRBの利上げ決定がネガティブな要素となり一時的に株価を下げた可能性がありますね。 このため一旦は株価は戻すものの、長短金利差の逆転が発生し長期的にはマイナスになっていく可能性が高いのではないかと思います。

FRBの政策が変わればまた違うストーリーが描けるのでしょうが、今のところは長期戦ですね。このため今回いっき買いは避けてすこしづつスポット的に購入しました。 今後さらに下げるのか注目していきたいと思います。

もちろん今後どうなるかはわかりませんし、状況によっては判断も変わっていきます。 でもこのように考えることで少しでも自分がレベルアップできれば良いと思います。

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