10月に入ってから株価が大きくねを下げています。特に12月に入ってからはその下落が大きくVTIやS&P500ではPERが18まで下がり、チャートも200日移動平均線を下回り続けています。
つまり買い時が来たと考えることができるわけです。ただ注意点はこの買い時は何時まで続くのか、今後更に下落していくのかは全くわからないわけです。
あす突然回復してしまうかもしれません。そうであればいま全力で買わなければなりませんし、これから更に時間をかけて下落していくのであれば、いま全力で買うわけには行かないのです。

理想はある程度株価が下がりきったところでキャッシュを使い切るくらいが良いのですがそのような事ができるのは一部ベテランさんだけじゃないでしょうか!?
そこでバーゲンセールでうまく買い付ける方法について考えていきたいと思います。
つい強気で買い付けてしまう
バーゲンセールでは早く買わないと商品がなくなってしまう、オトクな商品は数に限りがある・・・という心理です。
株式でもやっと下がってきたので上がらないうちに買ってしまおうと、つい強気で大きく買ってしまうことないでしょうか。 バーゲンセールではついチャートを毎日みてしまうのでなおさら買い付けてしまいがちです。
株価の下落が一時的でその後回復に向かのうのであればこれは超ラッキーということですね。でももしITバブルのように何年にもわたってさがり続けた場合はせっかく価格が下がっても そのときには買い増しする資金を失っていますから手をこまねいて見ているしか無いわけです。
このように買い付けるタイミングについては非常に難しく、この塩梅はその方の経験からくる肌感なのではないかと想っています。
また私も含めて投資経験が浅い人は特に強気で買い付けてしまいがちなので多少弱気でも良いのかもしれませんね。
投資のレベルを上げるために
株価が下がったときは買い増しするのが基本です。ただいつどのくらい買い増せばよいのかは先程も書いたとおりその方の経験から来るものと思っています。
自分もその経験を積むためにはいま市場がどのような状況なのか?を冷静に分析してみることが良いと思っています。 その上で仮説をたててそれを実証するように買い増しをすすめる。
そのときに人の意見は聞かないほうが良いです。自分で情報をあつめ考えて自分で決め実行する。これに勝るものはないと思います。 何しろ人の意見を聞くとせっかくの成長のチャンスなのに考えなくなってしまいますからね。
ただ安心してほしいのは株価が下落している場面では、買い増しできれば誰もが後にプラスになるのです。つまり自分の考えが正しければ大きくプラス、自分の考えがはずれればプラスが小さくなるだけのことなのでじっくりと考え仮説を立てていきましょう。 以外に楽しいかもしれませんね。
ほっぽらかし運用の方もチャンスなんです
毎月ドルコスト平均法で定期的に買い付けていく方にとっては市場の動向なんてどうでも良いことです。チャートなどを見ずに淡々と積み立てをしていけば良いので非常に楽な方法です。 でもいま俗に言うバーゲンセールだと気がついたときには毎月の買い付け額を増やしてみてはいかがでしょうか?
市場平均で買うドルコスト平均法ですが、当然入金が増えればリターンもそれだけ期待ができます。 またいろいろと市場の情報を集めてスポット的に買い付けるタイミングを図るのも面白そうです。
あと間違えていけないのはバイ・アンド・ホールドを徹底すべきです。つまり買ったらホールドすること、早く買いすぎた!もっと下がると思って売却し、底値で買い戻すようなことはすべきではありません。
このようなタイミングをはかれるのは一部のベテランさんだけですし、必ず成功するわけでもない。ましてや何回も売買するわけですから証券会社に無駄に手数料を払うことにもなります。
以上まとめると暴落時にどのように買い付けるかは自分で考え判断すべき。これにより経験を積むことができると考えています。どうせタイミングを間違えてもリターンが多少少なくなるだけでプラスになるのは代わりがありませんから間違えても問題ないわけです。
どうしても悩むのであれば期間限定でドルコスト平均法を活用する方法もあります。 その時でも株価が何時まで下がり続けるのかなどを自ら考えて買い付け期間を決めることになります。
そもそも、なぜバイ・アンド・ホールドがよいのか? 選んだ銘柄が自信がもてるものであれば株価の動きに一喜一憂しないでホールドするべきです。
分配金狙いの人も株価暴落時にはしっかりと仕込んでおくことが必要、分配率はおおよそ変化しないので口数がモノを言います。
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