【長期運用】米国株式を始めたばかりの方へ/積立額の見直しをしませんか?

株式投資
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最近の景気不透明感から株価が大きく値を下げているのは御存知の通り、もっとも「長期運用、定期買い付け、分散投資」といったほっぽらかし運用をしている方にとっては株価の動きなど気にしていないかもしれませんが・・・

ただVTIやS&P500のPERを見てみると、過去は20を切るようなことは殆んどなかったのが現在は一般的に適正と言われる18程度まで下がっていること、チャートも200日移動平均線をしばらく切っている状態、つまり買い場がきたということが言えるわけです。

問題はベテランの方であったらご自身の分析や肌感で何時買ったらいいのか判断ができると思いますが、では初心者の方はどうしたらいいのか? 適当に買ってもチャンスですからなんとかものにしたいものです。

積立額の見直しをしませんか?

であれば毎月買い付けしている積立額を増やすのはどうでしょうか? 今後景気が回復していくのか、更に下落していくのかは不明ですが 2019年は下がるのではという意見がかなり見受けられます。

当然、投資を始めたばかりの方がこの先を見越してタイミングよく購入するのはかなり難しいので、おすすめは積立額を増やし入金力をあげること、月に5万円づつ積み立てているのと10万円づつ積み立てている場合ではリターンに大きな差が出てきます。

それにドルコスト平均法で購入すると市場平均で購入することになりますから市場が不安定の場合は割高で購入することは無いはずです。

どこから資金を調達するか?

ということでリセッションが予測されるので個人投資家であれば無理のない範囲で積立額を増やしたいものです。 ただ当然ですが積立額を増やすのであればその分の資金を準備しなければなりません。

  • ポートフォリオのキャッシュを利用する
  • 節約して資金を確保する
  • 収入を上げる

他にも方法があると思いますが、まずはこんなところを押さえておけばよいでしょう。

ポートフォリオのキャッシュを利用する

ポートフォリオのキャッシュは株式暴落時に下がった株を買うための資金です。このため市場が不安手になったときや暴落したときに使用します。

そしてタイミングを見ないで積み立て額を増やすことで対応する方法です。またリセッションが発生すると長期間にわたって株価が低い状態が続くので、それを見越して積立額を決めれば良いと思います。

S&P500リーマン・ショック前後のチャート

節約して資金を確保する

節約の基本はマメに電気を消すとかお風呂の水を選択に使うとか・・・ではありません。もちろん無駄や環境に配慮することは大切ですが、節約という意味ではあまり効果がないのです。

ポイントはいかに固定費を削減できるか・・・にかかっています。よくあるのがスマホを3大キャリアではなく格安Simを使うとか。 はじめに端末を購入する分はかかりますが、私は月々1300円くらいで収まっています。 差額は月5000円程度でしょうか?

また保険も削減ポイントです。保険会社の利益は保険料を支払う人が負担していることを考えれば慎重に選ばないと無駄ばかりが増えることになります。

また家計からの捻出ということでは貯金も必要最小限でその分投資に回すのもおすすめです。 そのためには基本はお金を3つに分けて管理することをおすすめします。

1)使うおカネとして収入の3〜6ヶ月分の貯金

2)生活防衛費として教育費など近い将来使う予定のある資金

3)それ以外

それ以外 は投資に回しても問題ないお金です。 生活防衛費を確保すること そして近い将来使う予定のあるお金がいくら必要なのかをもう一度確認してみてはいかがでしょうか?

例えばわが家では近い将来使う予定のあるお金として教育費などがあります。 この教育費についてある程度めどが立っているので、それ以上の貯金は不要であり投資の積み立てに利用しても問題ないと判断できるわけです。

収入を上げる努力を続けるのも大切、普通のサラリーマンが収入を増やすのはとてもハードルが高いのですが、ちょっとした副業や共働きなどインカムを増やす努力を続けるのは必要な時代、少しでもインカムをふやして積立額の増加を目指してください。

相場が悲観的になって株価が下がってきているようですが、長期運用をしている方にとっては超ラッキーな買い場悲観しているなんてもったいないですよ。

経済的、政治的などでネガティブな事件が起こるとまずは株価の下落というかたちで現れます。

そもそもなぜバイ・アンド・ホールドが良いのか今一度確認してみませんか?

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