ポートフォリオの現金の割合をどのようにして増やすか!?

米国ではすでに10年も好景気が続いており、そろそろ大きなリセッションが起こるのではないかと言われ続けています。 株価も2018年の1月と10月に調整が入っているのでこのまま景気後退局面に突入するのかもしれません。

当然、長期投資家は株価が下がったときのことを見越してCASHの割合を上げていくのはセオリーのようなもの、では一体どのようにしてCASHの割合を上げましょうか?

そんなの株を売って現金を作るしか無いじゃないか!?と言われそうです。たしかにそのとおりですが、ただ家計を見直して近い将来使う予定のないお金となればポートフォリオのCASHとしてカウントしてもいいはずです。 たとえばボーナスなどですね。

まずはCASHをいくら位の割合で保有するかを決めましょう。 CASHは基本持っているだけでは何も生みませんから多すぎるのは機会損失となりますし、少なすぎると暴落時に買い増しできません。

どのくらいの保有率がいいのかは色々な意見があるようです。ただ大体20〜30%くらいの割合が多いようです。 

投資を行う上でポートフォリオ上のCASHの割合を管理することは大切と言われます。 ポートフォリオの上と書いたのは日々の生活の中で使う予定のあ...

株を売って現金化する

リバランスの要領です。含み益が積み上がりポートフォリオの割合が上がったETFを売却して現金化する方法です。 たぶんベテランの皆さんはこのような方法を取るケースが多いのではないでしょうか?

またポートフォリオを見直して、不要な銘柄を売却するのも一つの方法となります。あまり運用方針をコロコロと変えるのは考えものですが、運用方針を変えること自体は当たり前にあり得ることです。

ただこのときに含み損が出ていると躊躇してしまいますし、分配金が出てたりするとなおさらです。 どうすべきかの判断は悩むところですが、自分なりに理屈を考えて判断することをおすすめします。 あとから振り返ったときにその理屈が正しかったのかどうか振り返ることができるからです。

近い将来使う予定のあるお金は投資に回さない

どうしても手持ちの株やETFを売りたくない場合は、今投資に回しているお金以外から準備しなければならなくなります。

具体的にはボーナスなどです。また株式は余裕資金で行う必要がありますので生活費を当てることはできません。そこでこれを機会に家計を見直して不要な支出をみなおしてみてはどうでしょうか? 


ポイントは高額な固定費、保険や携帯など使わなくても必ずかかってしまう費用です。 たとえば、保険は本当に必要か、携帯も格安携帯で十分ではないか? などですね。

分散投資、長期運用と積立投資は資産形成にとって大きな力となります。 ポイントは成長市場への分散投資、当ブログでも成長市場として米国株式ETF...

また運用期間が長期になればなるほどリターンはプラスになりますが、短い期間でみれば必ずしもプラスになるわけではありません。 そこで運用期間の目安ですが最低でも10年以上はほしいところです。

例えばS&P500のチャートで見ると、もし2000年に購入したとすると、株価は2012年頃までマイナスが続いた事になります。 つまりこの期間に現金化が必要だった場合はマイナスなので避けたいですからね。

S&P500チャート

機会損失を考慮する

またCASHの割合を多くしすぎると、基本CASHは何も生みませんから機会損失になるわけです。 このためCASHではありませんが一部AGGなどディフェンシブな債券ETFを購入して2%程度の分配金を得ることは機会損失を防止するものいい手かもしれません。

AGGチャート

リーマン・ショック時にも一時的に10%ほど下がっていますがすぐに戻しています。 通常の株式ETFが50%程度下落していることを考えればかなりディフェンシブです。

リーマン・ショック時にもしっかりと分配金が出ています。 政府系の債券なので安心ということですね。

AGG分配額推移

同じインデックスのETFにBNDというETFもありますので、CASHの割合を高めるのと同時に債券ETFを組み入れるのもいいかもしれません。

まとめると、リバランスの要領で含み益が積み上がっている銘柄を一部売却してCASHとして保有する。 家計を見直しボーナスなど近い将来使う予定のないお金をCASHとしてキープする。 

また機会損失を嫌うのであればAGGやBNDなどディフェンシブな銘柄に組み替えることで分配金を狙う等も有効となります。

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