長期投資では株価を毎日チェックすべきか?

株式投資
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長期運用で成功する秘訣の一つに良い商品を買ったら定期的に買い付けを継続するだけ毎日チェックするようなことはせずにほっておくほうが良いと言われています。

見てはいけないというわけではありませんが、見る必要はないというレベルでしょう。年に数回気がついたときに確認してリバランスをするかどうかを考えるだけで十分、毎日見るのは時間の無駄ということでしょうね。

それに株価ですから5~10%は当たり前に上下しますし、それに一喜一憂してその都度 損切りを考えたり、利益確定などを考えるのは手数料ばかりかかって長期的には良いことがないのです。

運用方針を変える場合

とは言っても定期的に株価をチェックするほうが良い場合もあると思っています。 それは自分の運用方針が決まっていない場合や運用方針を変える場合、これは株価の推移チェックは当然実施すべきですよね。

組み入れた銘柄の株価が上昇傾向なのか、下降傾向なのか 上昇傾向であればまとめて一気に買ったほうが良いですし、方向性が見えないのであれば時間を分散させて購入したほうが良いわけです。

更に金利上昇場面では債券価格が下降していくでしょうし・・・このように世の中の状況確認のために積極的に株価の把握をすすめるべきです。

株価が下がったときを狙って買い増しをする場合

全くほっぽらかし運用をする場合は株価のチェックは正直必要ないと思っていますが、株価が下がったら買い増しをしようと狙っているのであれば、チャートの動きはチェックしなければなりません。

このためには最低限、持っている銘柄の価格や関連すべき銘柄、200日移動平均線は見ていなければ買い時を見逃してしまうことになります。

このように株価のチェックを定期的にすべきときとほっぽらかす これには前提が異なることを意識して単純に長期運用だから株価を定期的に見る必要はないと決めることはできないと考えています。

ちなみにほっぽらかすときは買うべき銘柄や運用方針が決まっている、運用に時間がかけられないのでドルコスト平均法で定期買い増しでをしている。 ということであれば相場の動きは気にせずにそのままほっぽらかしで運用すれば十分です。

強いて言えば、年に1回程度リバランスをする際にどのような手をとるかチェックをすれば十分ということになります。 具体的には状況を確認した上で「利益が積み上がってきた銘柄を売って下がっているものを買う」、「積立する銘柄を含み損が出ている銘柄に変更する」、「含み損が出ている銘柄をスポット的に買い増す」、「銘柄の組み換えを行う」 といった対応です。

長期運用の期間については基本一生ではないかと思っています。これからの世の中で投資は必須のスキルだと思うからです。

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