米国の景気の先行き不安が叫ばれていますが、いままで10年にわたって上昇を続けてきたわけですからそろそろ大きな調整があってもおかしくないですよね。
投資歴が長い方であれば含み益も積み上がっているでしょうから多少の調整など気にすることもないのかもしれません、しかし私のように投資期間が短い俗に言う投資初心者は 含み損を抱えている人も多いと思いますし、かなりビビっている人も多いのではないでしょうか?
このようなときに投資初心者がすべき行動はおおよそこの3店だと思います。
・何もしない
・ポートフォリオを見直してみる
・投資から離れる
不安定なときは何もしない
何もしないということは今まで通りの運用を続けるということです。 私の場合はドルコスト平均法による定期買い付けや200日移動平均線を5~10%程度下回ったらつまみ食いして様子を見る・・・とか
今後大きく下げると予測できるのであれば、今買い付けはしませんが先のことは予測できないという前提に経てば、慌てて普段と違うことをする必要はなく今まで通りでよいと考えています。
とはいえ株価がかなり高めに推移してきたことは肌感覚でも分かりますし、このため株価は大きく下げてもおかしくないのかもしれません。 つまりCASHの割合はすこし高めに設定しておいたほうが良いのは間違いないものと思います。
不安定なときはポートフォリオを見直してみる
ポートフォリオは特に初心者のうちはシンプルにすべきと感じています。 たとえば複数のETFに投資していたとして、「株価が大きく下がった=買い増しのチャンス」なのに買い増ししないETFとかないですか?
もちろんCASHの割合が低いので買い増ししたくてもできない・・・というようなケースもあると思いますが。
私の場合は はじめに書籍に書いてあるセオリーどおりに先進国、新興国株式を組み入れてみましたが、株価が下落したときに買い増ししたくないETFがあったのです。
実はVWOは下がっても買い増す気がしませんでした。 新興国は経済的不安定になると真っ先に資金が引き上げられることや、米中の貿易摩擦などを考えると まずは米国への投資を優先すべくポートフォリオを組み替え中することにしたわけです。
このように実際に投資をやってみると、「これいらなかった・・・」とか「これほしい・・・」とか出てくるものと思います。 調子よく成長してるときはあまり気にならないかもしれませんが、株価が不安定な今 この機会にアセットアロケーションやCASHの割合が適当か一度見直しをしてみることおすすめです。
投資から離れる
書いておきながらですが、これあまりおすすめできません。 投資初心者の方はきっと含み損を抱えているものと推測します。 2018年の相場が成長していないからです。 このため止めたくなってる人、多いんじゃないかと思います。
理屈の上では、もし投資から離れても数年後に世間の動向を見ながらまた上がりそうな銘柄を購入すればいいわけでが、でも一度離れるとそのままになるケース多そうですよね。 含み損を確定することになるわけですから・・・
投資はこれからの必須のスキルです。 投資を止める可能性もあるので全く離れてしまうのはおすすめできないわけです。 もし止めることを考えているのなら一部売却し将来に備えるような方法を考えてはどうでしょうか?
たとえばAGGの分配率が2%強、PFFの分配率に至っては5%超え 更にリーマン・ショック時に分配額も下がっていないETFです。 このため高配当でリセッション時にもしっかりと分配金を出してくれる銘柄はそのまま残す。 そしてリセッション時に分配金も下がる株式ETFのみ現金化するなど作戦を考えるのも良いかもしれません。

株式ですから必ず上げ下げはありますし、特に私を含め初心者であれば更に含み損が大きくなるのではないか・・・という恐怖もつきまといます。 ただ 安いときに買って高くなったら売ると言うのは商売の基本ですから株価が下がるのは実は大きなチャンスでもあるわけです。
株が暴落する理由についてまとめてみました。 明確な原因がわかっているわけではありませんが、ネガティブな要素が影響することがわかっています。

暴落時にどのようにETFの価格が動いていたのかを知ることで対応のイメージも湧くかもしれません。

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