分散投資、長期運用と積立投資は資産形成にとって大きな力となります。 ポイントは成長市場への分散投資、当ブログでも成長市場として米国株式ETFのVTIやS&P500、グローバルに分散投資するVTなどをおすすめしています。
投資はこれからの世の中では必須となってきます。 金融庁も貯蓄から投資へと呼びかけていますし、NISAなど非課税制度をつくって投資を後押ししています。 この先日本の社会保障にかけられるお金がどんどんと減っていくことから自分の将来は自分でなんとかしてください。
という意思表示でしょうね、となれば若いうち(収入が少ないとき)から資産運用することは超オススメ、運用期間が長く取れるので、できれば自分で収入を得られるようになったら、ぜひ投資を始めてもらいたいものです。
投資に回せるお金
もちろん投資に回すお金は基本余裕資金ですが、たとえ月1万円の差でも複利で運用することで10年、20年で大きな差につながってきます。
月々1万円を複利で運用した場合と月々2万円を複利で運用した場合(利回り5%)としてシミュレーションすると、たとえ1万円の差であっても長期運用することで大きな差になっていくことがわかると思います。
であれば少しでも生活の無駄を省いて投資に回したほうが良いわけです。
生活の質を落とさずに投資資金を捻出する
投資資金を無理に捻出するのは続かないのでやめたほうが良いです。 節約を楽しめればいいのですが、無理をすると続きません。
そこでおすすめしたいのが節約の基本である固定費から見直すこと、固定費ですから黙っていても勝手にコストがかかるものですね。
例えば月々1万円くらいかかっていたスマホの料金を格安に乗り換えれば7~8000円程度コストを削れますし、その分投資に回せるお金が増えるということになります。
また生命保険に関しては若者の保険とか女性向け保険・・・とか様々なCMが何がれているので入らなきゃいけないものだと勘違いしている人がかなり多いと思います。 でも若い人で保険に入る必要があるケースは殆どないことも知っておいたほうが良いと思います。
生命保険で保障されるもの
生命保険で保証されるものは大きく分けて2つです。
死亡保険:死んたときに保険金が出る
医療保険:入院や通院で給付金が出る
なので、死んだときにいくらお金を残すのか、病気になった場合にどのくらいのお金が必要か? というのが保険の内容を考える基準です。
世の中の制度
また保険を考える前に世の中の制度としてどのようなものがあるのか知って置くことで必要な保障が見えてきます。
(条件がありますのでご自身が該当するものは個別に確認ください)
病気入院も高額療養費制度が適用されます
健康保険では医療費の3割負担ですが、ある金額以上は負担が免除される高額療養費制度があります。 収入によってある金額は変わってきますが、一般的なサラリーマンであれば100万円の治療を受けても月87,430円以上かからないことになるのです。
また何回もこの制度を利用すると本人負担の上限も下がる様になっており、4ヶ月以降は更に下がって月に44,400円となるのです。
本当に必要な保険の内容
つまりこの程度を保証してくれる保険で十分ということになりますし、すでに 教育費や病気入院時に対応できるだけの資産を持っておられるのであれば保険の必要そのものがないとも言えます。
あくまでも経済的理由により 主に給料を稼いでいる人が死亡や病気によって生活に問題が発生しそうな場合に仕方なく入るものが保険であり、その意味ではかなり無駄な保障をつけている方多いのではないでしょうか?
金融庁が自分の将来は自分でなんとかしてくださいといっているのに、盲目的に保険にお金を回すことは危険、自分や家族の将来を考えたときに何が重要かと考えれば保険は最小限度ということだと思います。
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