初めて買う米国ETF/VT・VOO・VTI・VYM・PFFが人気

「VT、VOO、VTI、VYM、PFF」をピックアップしました。 これらは初めて海外ETFを購入した方の買い付け上位5位です。(SBI証券17年1月1日~17年10月31日の集計)

銘柄を見れば誰もが間違いないETFとし評価されるETFであり、どれを選んでも間違いないように思います。 ただそれぞれ特長が違うことから、この部分を整理しておきたいと思います。

世界全体の株式へ投資するVT

世界中の株式へ分散投資し、その組み込み銘柄数は8000を超えてきます。 先進国だけでなく新興国株式も組み込んできますので、まさに世界全体の株式を買うETFです。

長期運用、分散投資において成長市場に投資をすることは必須、なぜならその国や地域が経済成長しなければいくら時間をかけても株価が上がらないからです。 その意味において世界全体でみれば人口も増加し経済成長も期待できることから理にかなっていると思います。

米国株式へ分散投資するVOOとVTI

世界経済の中心となっている米国へ分散投資するETFです。 違いは 投資先の違いです。

VOO:
「S&P500」をベンチマークとし、具体的には米国の優良大型株式500社への分散投資を行う。 他にも同じ指数をベンチマークとしたETFには「SPY、IVV」がありS&P500指数をベンチマークとしたETFは人気があります。
(ウォーレンバフェットさんもS&P500への投資を勧めています)

VTI:
「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」をベンチマークとします。 投資先は米国のほぼすべての株式約3600銘柄と米国株式全体を買うようなETF、S&P500は大型株限定なのに対してVTIは中型株、小型株も含まれています。

また米国全体を買うので当然残念な銘柄も含まれてきますが、過去のパフォーマンスはS&P500とほぼ同じです。

米国大型高配当ETFのVYM

ベンチマークは「FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス」、米国大型株の中でも高配当の銘柄約400を組み入れたETFです。 高配当ETFには他にもHDVなど様々ありますが、VYMは高配当大型株なのでテクノロジー系、金融、消費財などが多く含まれています。

米国金融銘柄が多いPFF

「S&P米国優先株指数」の価格や利回りの実績と同等を目指すETFです。優先株ということで他のものとちょっと毛色が変わっていますが、金融系が多く配当率が高いのも特長です。 また優先株のせいか、チャートの動きは他とは異なる動きをします。

コード 銘柄名 経費率(%) 配当率(%)
VT バンガード トータル ワールド ストックETF 0.11 2.19
VOO バンガード S&P 500 ETF 0.04 1.73
VTI バンガード トータルストックマーケットETF 0.04 1.71
VYM バンガード 米国高配当株式ETF 0.08 2.93
PFF iシェアーズ 米国優先株式 ETF 0.47 5.63

パフォーマンスを確認する

これら5種類のETF、パフォーマンスを確認してみましょう。

過去5年のチャート

まずVTIとVOOが高パフォーマンスである事がわかります。組み込み銘柄はやや異なりますが、米国株式へ広く分散するETFはパフォーマンスが良いことが伺えます。

次にVYM、高配当(2.93%)に加えてチャートも伸びています。インカムとキャピタル両方を狙いたい人におすすめのETFということがわかります。

VTは世界全体へ分散投資ですが組込まれている銘柄の約半分が米国株式への投資です。 経済的には米国1強状態なので、どうしても米国のリターンを他国で薄めているように見受けられます。 ただ、いつまでも米国がいいわけではない、ほっぽらかしで積立したいと考えるのであれば、その要望にはしっかり答えられるETFだと思います。

PFFの配当率は5%を超えるという強力な魅力があります。ただ優先株という特長から金利上昇局面では債券のように価格を下げます。 またチャートを見て分かる通りキャピタルは狙えないETF、ただインカムが大きいのでインカム狙いの人にはおすすめですね。

リーマン・ショック時までさかのぼってみると・・・

PFFは 他の株式同夜に暴落局面では価格を大きく下げますが、比較的早く戻っています。

以上、特長を整理してみましたが海外ETFが初めてであれば「VT、VOO、VTI、VYM」がまずは無難、PFFは毎月分配金が入りますがキャピタルは期待できないので暴落時を狙って購入するのが良さそうに思います。

簡単に特長をまとめると、間違いないのがS&P500やVTI、高配当とパフォーマンスのVYM、気軽に世界中への分散をするならVT、PFFは5%以上の分配金を出しているがキャピタルは期待できない。

初めて買う海外ETFトップ5にPFFが入ることろを見ると日本人は配当金が好きなことがわかりますがキャピタルが期待できないのに注意が必要と思います。

日本では人気のPFFですが、米国ではあまり人気があるETFではありません。 これは税制などが影響しているものと思います。

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