米国の強気相場は続きそうか?/ISM製造業景況指数を確認

ISM製造業景況指数は景気転換の先行指標と言われており、50を切ると景気が後退、50以上あれば景気拡大と判断されています。

製造業300社以上の購買や供給管理責任者などを対象に各企業の受注や生産などについてアンケートを行った結果から景気の状況を算出するもので、かなり注目されている指数です。

10月に入ってから下洛激しく方向性が読めない米国株式ですが、ISM製造業景況指数は57.7と50を超えてきていますので景気後退が始まっているわけではないと見ることができます。

これからも強気相場は続く!?

このことから大規模な暴落が近づいている可能性が低く、しばらくISM製造業景況指数からは強気の相場はまだ続くと見ることができるわけです。

これはリーマンショック前の約1年くらい50前後で推移しており、後に大きく値を下げていることから50という値には説得力があります。

ISM製造業景況指数(2008年~)

では最近の株価の下洛とISM製造業景況指数を比べて見てみましょう。

ISM製造業景況指数(2017年~)

昨年2017年のISM製造業景況指数を見てみると、2017年は特に大きな下洛もなく安定して株価が上がり続けています。 しかしISM製造業景況指数でみれは今より悪い値を示していることがわかります。

S&P500チャート(2017年~)

今年2018年1月末に株価の調整が入っています、その時のISM製造業景況指数は60前後に有り、景気は好調であったことが想定できます。 にもかかわらずこのような調整が入っていることに注目です。

つまりISM製造業景況指数が高いことは米国が経済的に強いことを表しています。 このため株価が今後も成長することが期待できるのですが、必ず上がるというわけでもなく一時的な調整はありうる ということがわかります。 2018年1月の調整はこれを表していると言えます。

そもそも米国はすでに10年も株価が右肩上がりで推移しています。そろそろ暴落するかもしれない、貿易摩擦で景気が悪くなるかもしれない・・・など心理的な影響も大きく作用しますから、どんなに好景気でも心理的に冷めてしまえば一時的な調整は有るということです。

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ただ未だ経済的に強い米国株式、米中貿易摩擦などの影響で今後も株価の調整はあるものと思いますが、この強気相場を今あえて降りる必要も無く今までどおり淡々と定期買い付けが適切な対応だと思います。

まとめるとISM製造業景況指数が57と大きいので景気的には好調といえる。 ただし株価が絶対に下がらないわけではなく一時的な調整は今後も有りうるが大暴落の公算は低い。というのが今の米国の状況ではないかと思います。

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