え!70歳まで働かなきゃだめなの?/自衛しないとマジやばいって!

安倍総理は2018年10月に行われた「未来投資会議」のなかで「生涯現役社会の実現に向け、継続雇用年齢を65歳以上に引き上げることの検討を開始する。安倍内閣最大のチャレンジである“全世代型社会保障”への改革を議論したい」宣言したそうです。

つまり定年を70歳まで引き上げると言うわけです。現在の日本の社会保障については壊滅的な状況にあるので年金の支給開始を遅らせて、払い込む側に回ってもらうということなのは誰の目にも明らかですが、そのような負の部分を隠しつつ、ついに年金の破綻に備えた対応を始めたというのがホントのところでしょう。

2014年に好評の厚生労働省の年金財政検証では将来統計が幾つか提示されていますが、その中に 現役世代の手取り収入に対して50%を基準として支給する基準として65~69歳の男性労働力率を66.7%に設定しています。

つまり70歳まで3分の2の方が働き続ければ年金を維持できる。でなければ50%の基準を下げるしか無いということです。先日の安倍総理の宣言は、年金なんとかしないとマジやばいって・・・ということです。

日本の社会保障の実態

厚生年金や国民年金・健康保険料払っていますか? 現在それらの総額が年間約73兆円あるそうです。これに対して年金や医療、福祉などを合わせると118.3兆円、足りない約45兆円は税収から捻出しています。

日本の税収が約60兆円ですから残りは15兆円しかなく、毎年借金を35兆円もしていることになります。 さらに財務局発行の社会保障費の見通しを見ると2025年には118.3兆円から148.9兆円と試算されています。

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増え続ける社会保障費と減り続ける人口、マジ年金制度も持たないって・・・ということで70歳まではたらいて厚生年金を払う側にまわってほしいというもの、

「ニッポン一億総活躍プラン」とはこういうことだったのですね。

個人で自衛しないといけない時代に

つまり「老後は年金でのんびりと楽しく過ごす」という世界は事実上なくなるということを覚悟する必要ありです。 となれば自分で自分年金を作り上げて自衛するしかありません。

金融庁も投資を浸透させるべくNISAの制度を作り、手数料狙いの質が悪い投資信託を締め出すための共通KPI導入など 自衛しないとマジやばいって・・・というのが伝わってきます。

個人でできる自衛手段

簡単に言えば、自分の市場価値をあげて、いくつになっても収入が得られるように準備をするということ。

ただ、サラリーマンを漫然としているのであれば、会社内で役に立つスキルは身についているかもしれませんが、市場で必要とされる価値が育っていない可能性があります。 こうなると60歳から70歳まで同じ会社で安い賃金で働き続けなければなりません。

森永卓郎さんも言っていましたが、「70歳まで働いて、数年で死ぬ・・・これって幸せ?」となるわけです。

好きなときにリタイヤできるように、できるだけ若いうちから社外でも収入を得られるように副業などを通じていつでも収入を得られる自信と実力を身につける。 もちろんそれには投資を通じて金融資産などからのリターンを得られる環境を作っておくことも含まれます。

気になること・・・

日本の実質賃金は全く伸びていません。物価の上昇を考えれば先進国では唯一マイナスになっているくらいです。

つまり、日本企業は人件費を抑えることで競争力を維持してきた側面があり、60歳を超えて再雇用となった人は給料も下げられているでしょうから企業側のニーズと70歳まで働く・・・はニーズがあっているわけです。

外国人労働者の受け入れを決めたのも人件費がポイントですよね。

ホントは人件費を抑えるべきではなく儲かる経営にシフトしなければならないのに、そこは変えずに安い給料でよく働く人を探し続けて、ついには外国人労働者も受け入れることでなんとかしようとしているのがすごく気になります。

日銀のインフレ誘導も、もとはといえば景気を良くしたいのですよね、でもいくらお金をばらまいても消費者の収入が少ないのであれば景気が良くなるわけありません。 だって消費するひとにお金がないわけですから・・・

ホントであれば労働人口が減ってきているので、これを期に経営を見直すべきなのに、70歳まで働け、外国人労働者を入れろと言うのでは ちっとも景気が良くなりそうな気がしないのです。

間違いないのは いつでも年金などに頼らなくてもリタイヤできるよう早いうちからの資産形成はますます重要になってきているおとです。

誰でも簡単にできる資産形成の方法としてこれはいい!と実感しているのが米国株式への分散投資、VTIやS&P500、VYMなど優良なETFでバイ・アンド・ホールドを行うこと。長期運用で差が出るはずです。

米国への長期投資を考えるときに良い銘柄を安いときに買ってひたすら持ち続ける運用方法が割とメジャーです。 そうバイ・アンド・ホールド戦略です。...

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このため日本は日銀かETF等 買い続けている間は株価は上がるでしょうがやめたらアウトでしょうね。 すでにもうやめられないところまで来ているような気もしますが、長期運用をするのであれば日本はヤバそうな気がします。

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