S&P500ETFを整理する/IVV、SPY、VOOの違い

ウォーレン・バフェット氏は、プロではない投資家にはS&P500への投資を勧めており、自分の妻への相続のための信託でも「現金の10%を政府短期債で、残り90%はS&P500のインデックスファンドで運用するよう指示しました。」と・・・つまりS&P500を協力にプッシュしているわけです。

S&P500はについて簡単におさらいすると、スタンダード&プアーズ社が米国の超優良大型株式500社をベンチマークにした指標でETFでは「IVV・VOO・SPY」があります。

S&P500ETFの基本情報

それぞれ「SPYはState Street」、「IVVはBlackRock」、「VOOがVanguard」と運用会社が異なっていますがベンチマークが同じなので基本中身は同じです。 3つもあるとは人気のほどが伺えますね。

ティッカー 運用会社 ベンチマーク 設定日 配当率 コスト
SPY State Street S&P 500 1993年1月22日 1.73% 0.09 %
IVV BlackRock S&P 500 2000年5月15日 1.73% 0.04 %
VOO Vanguard S&P 500 2010年9月7日 1.73% 0.04 %

SPYは歴史があるため、運用資産も段違いに大きいのが特長、コストが高めなのが難点ですね。 後発のVOOは低コストで参入しましたが、IVVも同じレベルに値下げしています。

パフォーマンスで言えばどれもほとんど差はありません。ベンチマークが同じですから同じとなってしまうわけです。

純資産額はSPYが約31兆円、IVVが約18兆円、VOOは約12兆円と必要十分、繰上償還など全く考えられない世界です。 となると、運用コストから選ぶならばSPYよりはIVV、VOOでしょうか?

しかし、この3ETFだけでトータル約60兆円もの純資産があるということは、個人のみならず機関投資家も注目し活用していることが想像できます。 米国が世界経済の中心にある限りS&P500は広く支持されるETFと言えるでしょう。

S&P500のパフォーマンス

SPYで比較的眺めのチャートを見てみましょう。

ITバブルやリーマン・ショック時に大きく値を下げていますが、基本的に右肩上がりに推移していることがわかります。

しかし、ITバブル以前のチャートの傾きと最近のチャートの傾きがほぼ同じに見えるのは私だけでしょうか? そろそろリセッションに入ると噂されるのはこのためなのかもしれません!?

また2000年から2012年頃までは大きなリセッションが発生しているので株価は上昇していません。ここだけ見ると運が悪ければ10年以上マイナスということも有りえるわけです。 いくら評価の高いS&P500でもこの様に長期でマイナスになる可能性があることは心しておかないといけません。

しかし10年以上で見れば右肩上がりで成長しているので、長期間 定期的に買い付けをすることができれば誰でも大きなリターンが期待できるETFと言えるでしょう。

「IVV・VOO・SPY」は基本ドルで購入するしかありませんが、実は東証でも上場ETFとして「SPDR S&P500 ETF(1557)」が購入可能です。

また投資信託でも「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」・「iFree S&P500インデックス」・「iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド」などがS&P500をベンチマークにしているのでドルでの購入はハードルが高いと感じるのであればこのような投資信託も検討できます。

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