【FXI】は中国大型株式ETF/中国ETFとVWO

FXIの正式名称は「iシェアーズ 中国大型株 ETF」、香港証券取引所で取引されている中国の大型および中型株式で構成される指数と同等の投資成果を目指しています。

新興国を代表する中国ですが、現在米国の制裁関税で苦しい中国。 当然FXIの価格も安くなっていくと推測されるので 以下買うべきETFではありませんが、中国の株式ETFの内容やVWOとのパフォーマンスの違いなど調べておきたいと思います。

FXIの基本仕様
保有銘柄数  : 50
分配金利回り : 2.97%
経費率    : 0.74%

FTSE 中国 50 インデックス

FXIの番地マークはFTSE 中国 50 インデックスです。 どのような銘柄が組込まれているのか確認してみましょう。

組み込み上位10銘柄

ティッカー 銘柄名 業種 保有比率(%)
939 CHINA CONSTRUCTION BANK CORP H 金融 8.78
700 TENCENT HOLDINGS LTD 通信 8.33
1398 INDUSTRIAL AND COMMERCIAL BANK OF 金融 7.15
941 CHINA MOBILE LTD 通信 6.91
2318 PING AN INSURANCE (GROUP) CO OF CH 金融 6.42
3988 BANK OF CHINA LTD H 金融 4.52
883 CNOOC LTD エネルギー 4.44
386 CHINA PETROLEUM AND CHEMICAL CORP エネルギー 3.52
2628 CHINA LIFE INSURANCE LTD H 金融 3.25
857 PETROCHINA LTD H エネルギー 3.07

インデックスが「中国 50 インデックス」ですから中国を代表する大型株50銘柄で構成されています。 また中国を代表する企業のハズですが、やはりグローバル展開していないせいなのか、あまり聞いたことがある企業はありません。

またセクター別の構成は「金融・通信・エネルギー」がまんべんなく組込まれているように見受けられます。

FXIのパフォーマンス

新興国と言えばVWO、新興国全体に分散投資できることで有名です。 このVWOの約30%は中国株式ということなので、FXIとVWOを比較してみます。

FXI・VWOチャート(過去1年)


チャートを見ると驚くほど似た動きをしています。 米国の利上げや米中貿易摩擦の影響で中国を含む様々な新興国から資金が引き上がられていることが推測できます。 やはり経済的に不安定になると新興国は弱いですね、真っ先に資金が引き上がられますからね。

FXI・VWO・S&P500チャート(過去5年)


過去5年で見てみるとFXIのボラティリティの高さが見て取れます。 さすがVWO新興国全体へ分散しているせいかFXIよりはボラティリティが低くなっています。

試しにS&P500のチャートを載せてみましたが、S&P500の優秀さがわかりますね。ボラティリティの低さや順調に右肩上がりで推移しているところを見るとメインの投資先はやはり米国ではないかと確信します。

米中冷戦が噂される中で、あえて資金が引き上げられる中国のFXIを選ぶ理由は今の所ありませんし、新興国からの資金集出が収まれば安くなったFXIを狙う手もありますね。 ただその場合でも初心者であればVWO、あえてFXIを選ぶ理由は見つかりません。

投資初心者や投資の核となるETFを探しているのであれば素直に米国のS&P500やVTIがおすすめですし、FXIなどはあくまでも中上級者向けETFなのでしょう。

新興国では世界経済が不安定になるとまっさきに資金が引き上げられます。 新興国ETFの注意点を整理しています。

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