今回は完全に私の頭の整理です。
昨年末から米国ETFを買い付け、今年1月までにポジションをとった私としては、今考えればいらないETFも買い付けてしまったなと反省、ポートフォリオはシンプルが一番と新ためて感じています。
それにしても2017年は順風満帆に進んでいた米国株価、今年に入ってから調整が入り現状では多くのETFがマイナス状態に・・・悪いタイミングで始めてしまったなと・・・
特にサテライト的に持っていたVWOやVWOBは米国の利上げや米中貿易摩擦の影響で新興国から資金が引き上げられたせいでかなり値を下げている状況です。 ただ分配金はかなり大きく「VWOで2.56%」、「VWOBでは4.55%」もの分配金を吐き出してくれるのでそのまま保有し続けるつもりでした。
ただ、今リセッションに備えてポートフォリオをシンプルに,そして暴落時に活用できるCASHやディフェンシブなETFとしてBNDやAGGの率を増やそうとしているのですが、どうにもVWOやVWOBが邪魔、処分してCASHやAGGなどに割当てたくなってきています。
また米国は本気で中国つぶしにかかっているようなのでVWOやVWOBの組み込み割合1位が中国であることを考えればかなり長い間低迷する可能性もあります。
VWOやVWOBを塩漬けして保有し続けるのがいいのか考えてみました。
価格が下がったETFを処分するか?
長期運用を考えているのであれば、下がっても保有し続けるのが原則です。 そして忘れていけないのが定期買い付けを行うこと。
価格が下がるのは長期運用においてはチャンス、価格が戻ったときに大きく成長するからです。 この下がったときに買い増しができるかどうかが大きく成長できるかどうかの境目とも言えます。
この準備として私が実感しているのが以下の3点です。
・特に初心者はポートフォリオをシンプルにすること
株価が下がったときに買い増ししない銘柄ははじめから組込まない
・株価が下がったときに買い増しできるようにCASHを保有すること
・定期買い付けすること
塩漬け株にするかどうかの判断
どうやら私のVWOやVWOBは塩漬け状態に近づいている様に感じます。塩漬けとは株価が下落して売るに売れなくなった状態、私の場合以下の塩漬けが発生する順序の2)に入りつつあるように感じています。
一般的な塩漬け発生の順序
1)値上がりを期待したものの予想以上に下落
2)値上がりを期待し我慢して持ち続ける
3)更に下落して売るに売れなくなる
短期的に利益を求めるのであれば、塩漬けはデメリットにしかなりません。 投資する原資が減ってしまうのでリターンに直影響するからです。
ただ長期運用では下がったら買い増せばいいだけなので基本的に塩漬けはないのかもしれません。 さらに高い分配金が受け取れる銘柄を保有しているのであれば何もしなくても保有しておけばいいわけです。
だた長期運用でも分配金も少ない、定期買い付けする資金もないのであれば 他に投資できる資金が眠ってしまっているので まさに塩漬け状態。 分配金が十分か?、買い増しができるかによって損切りか 保有かが決まるものと思います。
短期投資:塩漬けしないよう注意(ナンピン買い、ストップロス活用)
長期投資:買い増しするのであればOK、分配金が多い銘柄なら更に良し
・・・という感じでしょうか?
私の場合はサテライト的に持っていたVWOやVWOBには買い増しする準備をしてこなかったので、VWOやVWOBへの投資が生きません。 ただ分配金が「VWOで2.56%」、「VWOBでは4.55%」と大きいので保有し続ける手があります。
ただ将来を見越してポートフォリオを米国中心にシンプルに見直ししたいという考えがあるのでポートフォリオの見直しを優先してVWO,VWOBはマイナスでも売却を考えるべきかもしれません。
しばらく頭を悩ませそう、これがいい経験になればいいのですが・・・(^_^;)
コメント