いま買われている米国ETFをチェックしています。 買い付けランキングなので今人気のETFがわかります。 保有がクランクではないので、今の市場を反映してのランキングになります。
米国ETF買い付けランキング
今年の6月から10月までの買い付け順位を並べてみました。
順位 | 6月 | 7月 | 9月 | 10月 |
1 | VT | VT | SPY | SPXL |
2 | VOO | VTI | QQQ | SPXS |
3 | VTI | VYM | VOO | VT |
4 | VYM | VOO | ERUS | QQQ |
5 | HDV | QQQ | VTI | VTI |
6 | QQQ | PFF | SPXL | PFF |
7 | PFF | VWO | EWZ | VOO |
8 | BND | TUR | VYM | EDZ |
9 | SPY | HDV | BND | VGT |
10 | IVV | SPXL | IVV | IVV |
6月:楽天証券6/1~6/31の買い付けランキング
7月:楽天証券7/1~7/31の買い付けランキング
9月:楽天証券9/16~9/22の買い付けランキング
10月:楽天証券10/7~10/13の買い付けランキング
S&P500チャート(過去1年)
SPXLとSPXS ブルとベア
10月に入ってから6~7%程度の下洛はあります。 これに敏感に反応したのが1,2位を占めるレバレッジ型のETF,SPXLとSPSXです。
SPXLはS&P500のブル3倍、SPXSはベア3倍と逆の動きをするETFですが値動きに応じて敏感に反応しています。
レバレッジ型のETFは短期運用が基本と言われていますが、セオリー通りに動いた人たちが多かったことが伺えます。
SPXSチャート(過去1年)
VTは新興国を含むため大きく値下がり
また、前回10位圏外だったVT 米中貿易戦争や米国金利上昇など不安定要素が見えたせいでしょうか? グローバル株式に分散投資するVTが3位と多く取引されていることがわかります。 VTの場合は中国の割合が大きく、チャートを見ると200日移動平均線を大きく下回っているので、かなり割安だったことも影響しているようです。
私がVTを持っているのであれば絶対に買い増しですね。(*^^*)
VTチャート(過去1年)
米国株式QQQ、VTI、VOO,IVV
いずれも200日移動平均線を切ってきています。 このため買い時に近づいているものと思います。
VTIチャート(過去1年)
EDZ新興国株式レバレッジETF
EDZは新興国株式のベア3倍ETFです。 このため株価下落場面で大きなリターンをもたらします。 今回、圏外からいきなり8位に食い込んできました。 積極的にリターンを狙うアクティブな運用をする人が多かったことがわかります。
EDZチャート(過去1年)
買い付けチャートを見てみましたが、トップ10にレバレッジ型が3つも登場しており、株価が大きく動く場面でアクティブに運用している方が多かったことがわかります。
このような方々は当然上級者の方々だと思いますが、私のような初心者は相場が動いてもまずはS&P500インデックスやVTIを定期買い付け、そして200日移動平均線を更に切るようであればポートフォリオのCASHを使って買い増しをしていくという自分なりの作戦を継続していくのみです。
株価が大きく動くときにはレバレッジ型のETFが多く買い付けられています。

レバレッジ型のETFはタイミングをみて短期運用をするものと言われています。つまり初心者が儲かりそうだから・・・という理由で購入するのはちょっとおすすめできないかもしれません。

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