【PFF】は日本で人気の高配当ETF/米国では思ったほど人気はない

PFF(iシェアーズ 米国優先株式 ETF)は日本で超人気のETF、保有額のランキングでも堂々の2位です。 金融関係の優先株が大きく利回りが5%を超えるという高分配が特徴です。 

分配金も毎月分配されるが高いからと言っても日本でよくあるタコ足分配ではなく、優先株からの配当が原資です。 PFFの経費率が0.45%とやや高めなのは気になりますが、

PFF米国ではあまり人気がない

ただ米国のETFで保有額のランキングを見るとPFFは45位とあまり振るわず、日本の2位とはかなり違いがあります。

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もっと良いものがあるということでしょうか? 多分ですが投資先進国の米国では当然投資家もシビアな目で商品を選んでいるものと思います。

毎年、経費率を下げるETFがよく見受けれられるのもこのためでしょう。 そのような環境の中でPFFはさほど評価を受けていない理由のひとつに税制があるものと考えています。

米国では分配金には10%課税されますが、売却益には税金がかかりません。 つまり分配金を受け取るよりも、必要な分だけを解約したほうが得なわけです。 これが人気に大きな影響を与えているのではないか?と思っています。

また、自己資金規制の影響だと思いますがチャートはほとんど横ばいで成長がありません。 配当を再投資したトータルリターンでもS&P500やVTIなどには及ばない事もランキング45位と振るわなかった理由だと思います。

過去10年のPFFチャート

過去10年のトータルリターン比較

ただ、分配金はある程度リターンが計算できるので分配金を年金の補完にあてるなどの理由があればインカム狙いの投資は有りだと思っています。

日本では計算のできないキャピタルよりも、高い分配が得られて しかも計算できるインカムに人気があることから 2位という結果になったものと思います。

ちなみに日本の1位はVT、これは世界中の株式に分散投資をするものでやはり安全志向が強いことが推測できますし、3位はVTI 成長市場である米国株式全体を買うETFです。 こう見ると日本人の好みの商品が見えてくるようです。

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ちなみに米国では1位から4位まではS&P500の米国大型株とVTIとなっています。更に5位には成長著しいテクノロジー系を多く組込んだQQQとなってます。 米国の成長を享受するようなETFが上位に食いんでいますね。

課税は気にならないのか?

日本では分配金にも売却益にも20%課税されます。 米国でも課税されていますから分配金には約28%、売却益には20%課税されることになります。 米国の分配金10%と比べるとかなり多いですよね。

このため日本で分配金再投資を考えるのであれば非常に不利な状況です。 分配金に約28%課税されているので再投資のパフォーマンスが落ちるからです。 分配金を繰り延べすることができれば良いのですが・・・

また、例えばS&P500やVTI,QQQのようにキャピタルが期待できる商品を運用していた場合、後に高配当に乗り換えるのが日本では難しいということになります。 売却益に20%の課税があるので、乗り換え後のパフォーマンスに影響していまうからです。

このような中でNISAは活用すべき制度だと思います。 年間の活用できる額が決まっており、いきなり高額な投資はできませんが、分配金も非課税になることや SBI証券ではNISA口座での海外ETFの購入手数料が無料になることから少額でも購入時の手数料負けはしませんよ。

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