メインで利用しているSBI証券につみたてNISA口座の口座開設手続きをしました。 投資を始めた当初、よくわからないまま松井証券でNISA口座を開設しましたが、外国株式への投資ができなかったので全く使えておらず、このため来年からつみたてNISAをするべくSBI証券で手続きをしたわけです。
つみたてNISAの特徴をおさらい
つみたてNISAは今年2018年から始まった制度ですが、小額から積み立て投資をすることができ、しかも非課税期間が20年と長いのが特徴です。
このため若い人の資産形成にはなくてはならない制度となっています。 ポイントはのようになっており、特に金融庁が認める条件を満たした商品が対象となり長期運用で資産が築ける見込みの高い商品が選ばれています。
・非課税機関が20年と長い
・年間に投資できる金額が40万円まで
・金融庁のお墨付き商品から選択する
現在、金融庁HPで対象商品を調べると158本の投資信託があります。(2018.8/20時点) つまりこれらの何を買ってもほぼ間違いないと思われる商品なのですが、やはり投資対象やパフォーマンス、手数料は異なるので条件のよい投資信託を選びたいものです。
どのような商品を選ぶべきか?
つみたてNISA対象商品はこのように分類されています。 つみたてNISAは長期運用が前提としてあり、ほとんどがインデックス運用となっています。
日本への投資
となれば、これから人口も減り経済的に成長しにくい環境となる(私見ですが)日本へはいまいち投資する気になりません。 成長市場へ投資しなければいくら待ってもリターンは得られませんから・・・
資産複合型
資産複合型(バランス型)は株式だけでなく様々なアセットアロケーションを組み込むことで安定性は抜群と思いますが、成長という意味ではちょっと物足りないのでは?と思います。 私は当初バランス型のセゾン投信で投資デビューしましたが、昨年末に卒業しました。

外国株式
外国株式には大まかに 米国に分散投資するもの、先進国全体に投資するもの、新興国に分散投資するもの、世界中の株式に分散投資をするもの があります。
⇒米国への分散投資
世界経済の中心にあるのが米国であり、今後も人口増加が見込まれていることから 今後も米国が経済的に成長するのはほぼ間違いないものと考えています。
というか米国がコケれば世界中もコケることになるので 基本は米国への分散投資がよいのではと考えています。
⇒新興国へ分散投資
新興国については将来性は大いに期待できるものと思いますが、すべての新興国が成長するとは限らないのが悩みどころです。 私は新興国はあくまでもサテライト的なイメージでとらえています。
⇒先進国全体への投資
先進国全体への投資は日本ではかなり人気です。 つみたてNISAの対象リストを見ても15本もラインナップされています。 ただ米国以外の国についてどう読むかが難しく、たとえば先進国全体へ投資する【TKO】と米国株式の【VTI】を比較するとパフォーマンスはVTIの圧勝、米国のパフォーマンスを他国が薄めてしまっているようにも見えます。

⇒世界中の株式へ分散投資
また一方で世界中の株式に分散投資をする商品もあります。 長期間で見れば世界中の人口は増えているので世界中をみれば経済成長するのは間違いなく、このため世界中への分散投資はアリだと思っています。
オススメなつみたてNISA商品
以上を踏まえて、オススメなつみたてNISAを書き出してみると。
米国株式への分散投資
・楽天・全米株式インデックス・ファンド
VTIへの投資を行う投資信託
・S&P500をインデックスにした投資信託
金融庁のリストを見ると以下の4点がありました。 インデックスは同じなので手数料が安いものを選べば良いと思います。 その意味では「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の信託報酬が0.160%(税別)と最安なのでこれかな と思います。
・iFree S&P500インデックス
・農林中金<パートナーズ>つみたてNISA米国株式 S&P500
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
世界中の株式へ分散投資
・楽天・全世界株式インデックス・ファンド
VTへ投資をする投資信託
だいたいこの3種類から選べば間違いないのではないか?と考えています。 ちなみに わたしはつみたてNISA口座が開設したら 間違いなく「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を購入する予定です。
VT(楽天・全世界株式インデックス・ファンド)も日本ではかなり人気が高く 間違いないものと思っていますが、私はVTIを購入します。

コメント