企業型確定拠出年金に入っている方へ/たまには内容を見直しましょう

企業型確定拠出年金に入っている方は平成30年2月末時点で約6,482千人もいるそうです。 実施している事業も30,317社とかなりの方が企業型DCに入っていることがわかります。私の努めている会社も企業型DCに加入しており、既に10年以上になります。

ちなみに企業型DCは企業が掛け金を毎月拠出し、従業員が自ら年金資金の運用を行う制度、金融商品はその企業が加入している証券会社が扱っているものから自分で選び運用します。

私の場合10年以上前に会社が企業型確定拠出年金に加入し、何も知らないまま適当な商品を購入したことが、はじめての投資です。(銀行預金を除けば・・・) 最近になって、この企業型DCを思い出し、中身を確認し商品の入れ替えを行いました。

何も知らないまま買った金融商品ですから今思えばなんでこれを組み入れたのか・・・と思います。 そこで今回はこの企業型DC(企業型確定拠出年金)もたまには内容を見直しませんか・・・というものです。

購入できる金融商品(私の場合)

私が購入できる商品の一覧を抜き出してみました。 全く投資をしたことがない人にいきなりこの中から複数選んでポートフォリオを組めと言われたわけですから無茶な話ですよね。

三井住友銀行の確定拠出年金定期預金(5年)
三菱UFJ信託銀行確定拠出年金専用定期預金「ベストテン」
ニッセイ利率保証年金(5年保証/日々設定)
ニッセイ利率保証年金(10年保証/日々設定)
三井住友海上・積立傷害保険(5年)

運用商品
DIAM国内株式インデックス
大和住銀DC日本株式ファンド
フィデリティ・日本成長株・ファンド
DC日本債券インデックス・オープンS
DC外国株式インデックスL
野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)
マイバランス30(確定拠出年金向け)・野村
マイバランス50(確定拠出年金向け)・野村
マイバランス70(確定拠出年金向け)・野村

年金商品
DCニッセイ5年確定年金(定額型)
DCニッセイ10年確定年金(定額型)
DCニッセイ15年確定年金(定額型)
DCニッセイ20年確定年金(定額型)
DCニッセイ10年保証期間付終身年金(定額型)
DCニッセイ15年保証期間付終身年金(定額型)

そして企業型DCは基本ほっぽらかしなので、中々見直す機会はありません。 特に投資をしてこなかった方はなおさらです。

過去に選んでいた商品

私の場合は定期預金や年金・保険は除外して株式と債券を選んで運用していました。

選んでいたのは DIAM国内株式インデックスファンド<DC年金>・野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)・マイバランス30(確定拠出年金向け) を3分の1づつ購入していました。 なんとなく国内株式や海外、バランス型となっているので当時リスク分散を考えたのかもしれません。

以下、私が企業型DCで購入できる株式・債権です。

カテゴリー 商品名 6ヵ月 1年 3年 運用手法 信託報酬
国内株式型 DIAM国内株式インデックスファンド<DC年金> -3.56% 10.35% 3.78% インデックス 0.24%
国内株式型 大和住銀DC日本株式ファンド -4.98% 9.55% 3.38% アクティブ 1.19%
国内株式型 フィデリティ・日本成長株・ファンド -6.63% 11.13% 6.45% アクティブ 1.65%
国内債券型 DC日本債券インデックス・オープンS 0.48% 0.73% 1.48% インデックス 0.17%
外国株式型 DC外国株式インデックスファンドL 0.53% 12.49% 5.28% インデックス 0.27%
外国債券型 野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け) -1.22% 0.06% -2.09% インデックス 0.23%
バランス型 マイバランス30(確定拠出年金向け) -0.52% 3.78% 2.08% インデックス 0.33%
バランス型 マイバランス50(確定拠出年金向け) -0.84% 5.94% 2.94% インデックス 0.37%
バランス型 マイバランス70(確定拠出年金向け) -1.44% 7.97% 3.38% インデックス 0.40%

収益率(2018年7月末基準)

今だったら(知っていれば)TOPIX連動のDIAM国内株式インデックスファンド<DC年金>とか絶対に買いませんし、長期運用でパフォーマンスで株式に劣る債権(FTSE世界国債インデックス)を3分の1も組込むなんてどうにかしています。

マイバランス30(確定拠出年金向け)って株式30%(国内20%、海外10%)残りは、国内債券55%・海外債権15% これもリターンを考えればありえないと判断ができます。

商品乗り換えました

唯一この中から私が選んだのはDC外国株式インデックスファンドL これはインデックスがMSCIコクサイ・インデックス  日本と新興国を除く22カ国で構成され、今後も成長が見込める米国の割合が大きいことがその理由です。  私が購入できるインデックス運用の商品の中でダントツの成績です。

また、楽天証券の資産保有額のランクを見てもMSCIコクサイ・インデックスのTKOが上位10位に入る健闘ぶり、MSCIコクサイ・インデックスの人気が伺えます。

既に投資経験がある方が企業型確定拠出年金を始めるのであれば良いのですが、日本のリスク資産保有率は20%ありません。 つまり8~9割の方は投資の経験がなく、知識のない中で適当に選んでいる人が多いことが予想できます。

このような中、企業型DCは運用益は非課税なわけですから 自分がどのような商品を買っているのか興味を持って、たまには商品の組み換えを考えることも必要じゃないですかね。 なんでこんなの持ってるんだろうとか気がつくことも有るかもしれません。

以上私の感想です。ちなみに私は、商品全部売却してDC外国株式インデックスファンドL 一本にしました。 長期運用を考えた場合はそこそこリターンが得られそうだからです。

実はMSCIコクサイインデックスは日本でかなり人気で、米国ETFの中ではTKOとして保有率のトップ10に入るETFです。

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