VWOは新興国株式ETFです。 米国の利上げや世界経済亜が不安定になるとまっさきに資金を引き上げられるのが新興国への投資、今まさに米国の利上げや新興国通貨の不安定さをうけ、VWOは今年はじめのピークから約20%も価格を下げています。
ただVWOは新興国への分散投資画できるETFとして有名で、楽天証券のETFの保有額ランキングでも6位(2018年7月)に入る人気のETF、今後どのように対応するのがベータなのか考えてみました。
最近のVWOの下落率はほぼ20%
現在、米国の利上げに続きトルコのリラの暴落といった通貨危機により、資金が米国に集中している状況です。 このためVWOの価格は今年はじめから約20%もの下落になっています。
過去1年、VTI・VWO・VEAチャート
緑 :VWO
黄色 :VEA(米国を除く先進国)
オレンジ:VTI(米国全体への分散投資)
緑色のチャート新興国株式のVWOが大きく根を下げていることがわかります。 また先進国株式(米国除く)のVEAも今年はじめから値を下げていることがわかります。
米国全体への投資を行っているVTIはプラスこう見るとやはり米国は強いですね、一人勝ちの様相を呈しています。
で・・・下がったVWOをどうするか
米国の利上げや通貨危機が一段落するまでは・・・つまり新興国はしばらく我慢のときが続きそうですね。 だた20%下がったと行っても価格は40ドル程度、2016年のチャイナ・ショックのときVWOの価格は30ドルくらいまで下げています。 更にリーマン・ショック時には20ドル程度まで下げています。
VWOチャート(最大)
つまり下がったときに買い増すのが常套手段なのですが、まだまだ米国の利上げも続きますし、米国の中国への制裁課税もありますから 更に下がってもおかしくなさそうです。
せっかく価値が下がったのですから買い増しをすべきタイミングに入っているのかもしれません。 ちなみに私は先日40ドルを切ったので VWOの定期積立購入を設定しました。(楽天VWOです)
チャートを見る限り過去5年はだいたい40~45ドル近辺で推移しています。 このためチャイナ・ショック時など下げたときに買えないとキャピタルは狙えませんからね。
もしVWOを長期間保有しようと考えている方で価格が下がったことで売却を考えているのであればそれはリスク許容度が足りないと言うことかもしれません。 リーマンショックを見えれば、今の価格から更に半分まで下がってもおかしくないわけで、それでも数年後には回復していますから、今の下落はあまり気にせずにセオリー通り積立を続けるのが良いはずです。
今のうちに仕込んでおけば新興国が成長したときのリターンは大きくなるハズですし、タイミングをみて売買することを考えているのであればしばらくは我慢のときが続きそうです。
VWOについて調べています。 過去のチャートからレンジ相場でだいたい40~45ドル、40を切れば買ってもいいかなと思っています。

日本で人気のETFを整理しました。 新興国株式が含まれているのはVTとVWOの2つあります。

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