企業型DC資産分配の特徴/普通の人はリスクを好まない

確定拠出年金は2001年10月から開始され、日本の年金制度上は第三階に位置づけられます。 ご存知の通り第一階は国民年金、第二階は厚生年金など つまり年金制度のひとつとしてスタートしています。

自分の責任において運用指示行うこと、この運用益には20%の税金がかからずないことなどの特徴があります。 そして多くの企業はこの確定拠出年金を取り入れたことから、投資をしたことがない人たちも、自己責任において投資をせざるを得なくなったケースも多々あるものと思います。

もちろん参加するかどうかは最終的に個人が決めることになりますが、DC加入率は70%を超えており、日本のリスク資産保有率が20%を切っていることから、国が作った制度なんで安心とか、イメージだけで中身がわからず・・・というような方も多いことが想像できます。

企業型確定拠出年金/何が選ばれているの

企業型確定供出年金の資産分類を見てみると、およそ半分が元本保証の商品に投資していることがわかります。

やはり投資経験がない、投資をする気がないのだけどせざるを得なくなったので元本保証を選んだ。という方が多かった事が推測できます。 もし投資経験があり運用益に税金がかからないとなれば普通は元本保証は選ばないでしょう。


(J-PEC Reportより J-PEC全体の資産配分)

ちなみにJ-PECのレポートでは2018年3月末の平均リターンは4.8%(過去1年)だそうです。 元本保証はほとんどリターンを産まないので投資信託の成績が9.6%という事になります。 以外にリターンが良いですね。

運用成績が良かった人の資産分配は

運用利回りを上位20%、中位20%、下位20%としてグラフにしたのがこちらです。

ちょっと見にくいですが、利回りは過去1年の成績です。

やはり上位20%は元本保証の割合が低く、リスク資産が大きくなっています。 国内株式が40%以上含まれていいますが、ここ1年だけ見れば米国も、日本も右肩上がりですから結果的に利回りが大きく出たものと思います。

こう見ると上位20%くらいの方は比較的リスク資産が多く、中位以下は元本保証の割合が高いですね。 やはりこのグラフを見ても日本人はリスク資産を好んでいないようです。

確定拠出年金、商品をどう選ぶか

まずはじめに元本保証かどうかを決めることになります。安全を重視するならば元本保証となりますが、元本保証の商品に投資をしても運用利回りは現実的にはありません。

メリットとしては企業が拠出したお金がそのまま非課税で貰えるというところでしょうね。

投資信託で考えれば、商品の種類はおおよそ「国内外の株式や債権、先進国、新興国株式及び債権、そしてバランス型」 のように分類されています。 この中から好きな組み合わせで選ぶのはご自身のポートフォリオを組むのと同じです。

そして、本来であれば米国一本に絞りたいところですが、一国集中の商品は無いでしょうから、となれば先進国全体に投資する商品が候補にあがります。

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また一般的には株式や債権を組み合わせる方法が推奨されます。 この場合確かに下値リスクに備えることはできますが、リターンはさほど大きくない可能性もあります。

確定拠出年金は基本60才まで運用が継続しますので、お金が必要だから解約して・・・というのはありません。 つまり自分にとって条件が悪いときに解約しなくてすむ、とを考えればディフェンシブな債権を組込む必要性は低いものと考えています。 (あくまでも私の意見)

買う低拠出年金(企業型DC)と個人型(iDeCo)は併用できる可能性があります。いずれも運用益に対する課税がないので条件に合う人は是非活用しましょう。

確定拠出年金(企業方DC)と個人型(iDeCo)を併用することで非課税で運用に回すことができる確定拠出のメリットを最大限に発揮できる可能性が...

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