20代の平均年収は現在346万円になるそうです。 ざっくりと税金20%くらい取られたとしても月々23万円の収入です。 これだけあればひとり暮らしは楽勝でしょう。 そして手取り額の約半分12万円を正しい投資に回すことができれば将来大きな力になってくれるものと期待できます。
・労働賃金が上がらないので収入の補完をしたい
・他に収入がなく、経済的な理由から仕事がやめられない
・住宅ローンの支払いのため仕事がやめられない
なんとなくありがちなケースを並べてみましたが、こんなときにわずかでも副収入があるのは大きな支えになるはずです。
投資のリターンを整理
米国ETFの配当金は多くても5%程度でしょう、実際には税引き後で2%程度と考えておけば間違いなと思います。 なお高配当株式のVYMで3%、HDVで3%強、金融系のPFFは5%くらいです。(税引前)
生活費の補完として月5万円の配当を狙うとして、2%の配当で月々5万円狙うのための資金は3000万円必要というのは簡単な計算です。
2%の配当を基準に考えれば
資金 100万円 ⇒ 年 2万円の配当
資金 500万円 ⇒ 年 10万円の配当
資金1000万円 ⇒ 年 20万円の配当
資金3000万円 ⇒ 年 60万円の配当
資金6000万円 ⇒ 年120万円の配当
資金 1億円 ⇒ 年200万円の配当
投資の場合は資金に対して比例するので原資が大きいことで大きなリターンが得られることになります。 これを見るとやはり資金が1000万円を超えたくらいから配当のうまみがマシていくのがわかると思います。 20万円とはちょっとしたボーナス程度になりますからね。
投資とリターンをシミュレーションする
20代の平均手取額の半分である約12万円を毎月投資したらどの位で増えていくのか、米国の平均リターンを5%と見立てて計算してみました。
元金0円、月12万円投資、トータルリターン5%で試算
これを見ると月12万円の投資継続することで30年たつと億を超えます。なおトータルリターン5%は配当金の再投資も含めての値になります。(インカムゲイン+キャピタルゲインで5%)
20才から頑張れば50才で最低限の配当金生活が可能になるかもしれませんし、年と共に給与が増え投資額も増えればもっと億まで近くなるかもしれません。
月々5万円の配当まで何年かかる?
では目標である3000万円はいつ頃達成できるのか、グラフからみると約15年で達成ですね。 月々手取りの半分を投資に回すことで15年後 年齢では約35才位で月々5万円の配当が得られるだけの資産を手に入れることになります。
もちろん余裕があれば配当金はすべて再投資、月々12万円の投資も継続することで30年で億り人が見えてきます。
投資をすることでリスク資産を持つことになりますが、投資をしなければインフレに確実に負けます。
注意しなければならないのが短期間で儲けるのではなく長期間成長市場へ分散投資を続けることで配当や株価の上昇などトータル・リターンを狙うのが重要です。
そして無理のない範囲で積み立て投資を継続することが将来経済的に不利にならないためにも必要なことだと思っています。 そしてどのような商品を選ぶのかといえば、ポイントは成長市場への長期分散投資です。
外せないのが米国、先進国でありながら人口も増加が予測され世界経済の中心にある国だからです。

米国全体へ投資するETFとしてVTI、米国高配当株式のVYM,HDVなど また米国に偏るのが気になるのであれば世界中の株式へ投資するVTなどが長期分散投資にオススメです。
VTは世界中の株式へ投資するもので、特に日本で人気が高くなっています。

米国高配当株式ETFのVYM,HDVを比較しました。

有名な米国ETFを整理しました。ここから選んでおけば間違いなし。

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