極めると差がつく時間分散/若い人に有利な長期運用

資産運用の基本として「分散投資」、「長期運用」、「複利」があるのは皆さんご承知の通り、でも未だにチャートを眺めて売買するキャピタル狙いのイメージが強く投資イコール リスクが大きいと思う方が多いようです。

しかし貯金をしても元本保証と言いつつ、インフレリスクによる目減りがあるだけ すぐに使う予定のあるお金以外はぜひ投資にまわすことをおすすめします。 初めて見るとわかりますが、もっと若いときに初めておけばよかったと思うはずです。

銀行預金はリスク資産なんだよと何回説明しても妻には中々伝わりません。 具体的にはインフレリスクがあり、物の値段が上がればその分お金の価値が目...

今回は長期運用で効果を上げる時間の分散についてまとめてみます。

時間の分散と定額投資

投資信託やETFのように銘柄や株価は上げ下げを繰り返しいますが、長い時間を分けて定期的に一定額を買うことで、市場平均で株を買うことができるという考えです。

一般的にはドルコスト平均法と言われる方法で、一定の金額で買える分だけ買うというのがポイント、積立感覚なので普段は投資のことを忘れてしまっても全く問題ありません。

注意点は成長市場へ投資すること、市場が成長しなければ市場平均で購入できたとしても市場が縮小してしまっては元も子もありません。 このため人口がこれからも成長をする国や地域、この意味では先進国では唯一人口が増える見込みの米国であったり、もしくは世界全体への分散投資というのがおすすめとなります。

暴落時はどうしたらいいのか?

またリーマンショックなどの暴落時にひたすら下がり続ける場合があります。 このようなときも鈍感で、愚直に積立をするべきです。 リーマンショックのときは約1年間株価が下がり続けました。 このときに慌てて売ってしまう人が多かったらしいですが、その後4年ほどでもとの価格まで戻してきました。

つまり、暴落時に売った人は購入価格より安く売った事で損が確定、4〜5年間何もしないで積み立てを続けた人は、その間安く買えたわけですからリターンが大きく伸びていることになります。

投資初心者おすすめのはじめ方

投資はこれからの世の中必須の知識、少額から初めて早く慣れてしまいましょう。 投資について知識が殆ど無いのであれば、それ1本で世界中の国や地域、株や債券などに分散投資するバランス型のファンドがおすすめです。 ポイントは長期運用と積立による時間分散。

バランス型の例(信託報酬が安め)
・ニッセイインデックスバランスファンド(6資産均等)0.17%
・eMAXIS slim バランス(8資産均等)0.17%
・たわらノーロードバランス(8資産均等)0.24%
・三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 0.27%
・ニッセイインデックスバランスファンド(4資産均等)0.17%
・楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)0.245%

バランス型は初心者の方や投資に時間を取られたくない方におすすめですが、様々なカテゴリーに分散投資するのでリスクが小さくなります。 株価暴落時には下落しにくくなりますが、株価上昇時にも上昇しにくくなります。

またある程度投資に慣れてきたら株式のみの投資信託やETFを検討してもいいと思います。例えば世界中の株式全体に投資するVT、米国全体に投資するVTIなど、いずれも成長市場の株式でありバランス型よりはリターンが見込めます。

今回はバンガード・トータル・ワールド・ストック ETFを確認します。 VTは世界中の株式に分散投資するタイプ、米国での人気はいまいちですが、...
ちょっと古いのですが、平成20年版科学技術白書 によると世界中の先進国の中で唯一米国のみGDPが伸びていくことが予想されています。 ...

株式のみの場合は、株暴落時に大きな影響を受けます。 ただ先程も書きましたがひたすら積立を継続するのであれば、あとから大きなリターンも期待できます。

長期運用、複利はマスト

複利で長期間運用した時のパワーはご存知かと思います。 以下の例では40年で3倍に・・・

運用益5%/年(すべて再投資) 月10万積立の例

つまり運用期間がながければ長いほどリターンが大きくなる傾向があります。であれば当然投資期間が長く取れる若いうちから投資に慣れることが資産を増やすためには重要というのは間違いありません。

ここ1〜2年で投資の環境は劇的に変化してきています。 あたり前にSBI証券などで特定口座で海外ETFが変えたり、国内の投資信託も信託報酬が安くなったりと日本でも投資環境が整ってきています。

なので、まだ投資を初めていないのであればぜひバランス型ファンドや米国や全世界分散のETFなどをぜひ検討してみてください。

今までいろいろなETFを調べてきましたが、一度まとめておきたいと思います。 それぞれのETFについて特徴を知っておかないと選びようがないです...

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