お金を増やすには毎月分配型はダメ!

何で タコ足の毎月分配という商品があるのでしょうか・・・素人目で見ても意味がわからないファンドです。 投資はお金を増やしたいと考える人がするものだと思いますが、毎月分配型の投資信託はどう考えてもお金を増やすのに向いていない商品ですよね。

コレ買っちゃダメなやつじゃん

そんな中、一人暮らしをしてる私のオフクロが投資信託を買ったと・・・

買うという話は聞いていたのですが、まあ余裕資金でなら何を買ってもいいかなと思っていたのですが 案の定毎月分配型で米国リートに投資する投資信託なる商品を買っていました。

コレって買っちゃダメな奴じゃん(・_・) と思いつつも・・・本人は良いファンドを買ったと思っているので説明しても話を聞かず、仕方ないので様子を見ていたわけです。 しかし更に別の毎月分配商品も追加で買ったらしく、

・・・さらに新しい商品を買うというので 流石にちょっと待った!!とストップを掛けたわけです。でもいくら説明しても営業マンのセールストークに洗脳され 息子の言葉はさほど心には響かなくかったようで 結局タコ足の毎月分配を3つも買ってしまいました。

なぜ毎月分配が資産形成に向いていないのか

資産を増やすのに向いていない毎月分配型の投資信託を買うのでしょうか? とくにお年寄りはその傾向が強いようです。 なぜなんでしょうか・・・

まず毎月分配とは何なのか改めておさらいしてみましょう。

投資信託は投資家から集めたお金を使い、さまざまな商品に投資し運用するものです。 その中でも利益が出ていても、出ていなくても毎月分配金が支払われるものを毎月分配型の投資信託と呼びます。

勘違いが起きるパターンとして、もし投資金額100万円で毎月1万円(年間12万円)が分配金として戻ってきた場合、利回りが12%と勘違いしてしまう。

米国の高配当ETFだって5~6%の利回りなのに、利回りが12%も出るわけがない、投資対象によって異なりますが いいところで3%程度でしょうか? 3%-12%=マイナス8% は自分が投資したお金の8%が手数料を取られて手元に戻るだけなんです。

このように毎月分配型は仕組みが複雑な為、手数料も高いのが特徴、毎月支払われる分配金も元々商品購入時に自分が支払ったお金の一部が戻ってきているだけなので その分原資が減り投資パフォーマンスも落ちてしまいます。 気がつくと基準価額が大きく下落し元本も大きく減らしかねません。

おふくろが買ったファンドは

ちなみにオフクロが買った米国リートに投資する投資信託2000万円を投資した様ですが、いきなり配当金が月に30万円づつ入ってくると大喜びでした。それって単純計算で月に1.5%の配当?? ありえないな  ・・・まさか毎月分配?? ということで毎月分配を買っていたことが判明。

運用益が分配金以上にあれば毎月分配でも問題ありませんが、これだけの分配金を出すっていうことは投資元本を切り崩して分配しなければ実現しません。 つまり元本が減れば同じパーセントの利益が出たとしても配当金も小さくなりますし、本来資産を増やすべき複利の効果も生まれません。

お金を増やすためのセオリーは配当金を再度投資にまわし、複利で運用すること  例えば 100万円を4%で運用できたとして、1年目は104万円 2年目からは104万円に4%で108,2万円 更に次の年は 108.2万円に4%と 少しづつ運用額を増やしていくことが大きな効果につながるのです。

しかし、毎月分配型は運用益はそのまま分配金になって税金を取られた上で手元に戻ってきます。  更に運用よりも配当金額のほうが普通は多いので元本が少しづつヘリ、減った分だけ運用益も小さくなってしまうので お金を増やすのには向いていない商品、コレ絶対に認識すべきです。

最近はつみたてNISAが始まっていますが、銘柄は金融庁の決めた条件を満たしたファンドが対象。長期運用を行うことで資産が形成できそうなものがリストアップされ その中からファンドを選ぶことになります。さすがにここに毎月分配はありませんよ。

ではなぜ毎月分配が人気なのか?

毎月分配型の投資信託は、投資に精通している人の間では 資産形成に向いていないことは常識になっています。 でもなぜか人気で売れ続けているのも実態のようです。

毎月分配の強みは、毎月目に見える形で手元にお金が戻ってくる。 ということに尽きる気がします。 オフクロにも毎月分配は資産形成に向いていないことを何度か説明をしていたのですが、毎月お金が分配金として戻ってくる(配当金と勘違い?) 感覚にやられたようです。

しかも、ネットで基準価額をすぐに確認できる人はすぐに異常に気がつくでしょうが、お年寄りにはネットを使いこなすテクを持った人は少なく、半年に一度の運用状況の手紙だけが唯一の情報源になる場合が多いのです。

営業マンのセールストーク

投資信託に知識がないオフクロが実際にやられたセールストーク、コレを言われたら特に年寄りは要注意という言葉を紹介します。

1)将来、体が不自由になり施設に入らなければならなくなったとき、毎月分配型を買っておけば定期的に分配金が出るので安心です。

2)定期的に分配金が出るので、もし自分が亡くなったとしても子供たちが分配金を受け取れます。

素人目に見ても突っ込み所満載ですが 知識がないと簡単にやられてしまいそうです。

オフクロは2016年末に 2000万円を毎月分配に投資し、1年間で分配金 約300万 しかし 基準価額は3/4になりトータルで 約300万円のマイナス
  このときにセールスがオフクロに言ったアドバイスは・・・
今は円高のために基準価額は下がっていますが、もう少ししたら円安なり基準価額も上がってくるので それまで売却せずに持っていたらどうでしょうか? ・・・だそうです。

このファンドベンチマークが存在していました。(普通はないのですが)なので、このベンチマークと比較してみると、負け続けてますよね 設定来のベンチマークが175%に対してファンドは106% ざっくりと40%くらい負けてるじゃないですが、 アクティブファンドなんでベンチマークより高い運用成績を目指さなければならないのに、これではファンドそのものの稼ぐ力が弱いとしか言えないと思います。

更に為替についても今後 円安になる保証はなく どちらかといえば今後も円高傾向、 円安になるのを待っていても  その間にも円高の中分配金が払い戻されるので より投資資金は更に減る方向 持っていると更に被害が大きくなりそうな予感がプンプンしています。

そこでもったいないのですがトータルマイナス300万円で処分しちゃいました。 ・・・もったいない(T_T)   もちろん本人にも説明し・・・というか現実が見えたようです。 景気が安定していても 基準価額はどんどん減っていくことを体感し驚いて処分しました。 投資信託は怖いと言っていました(*_*)

・・・で この判断がどう出るかはわかりませんが、 被害が更に大きくくなる可能性が大だったので どうしようもないですね。

もし投資に回せる資金があり、運用に悩んでいるのであれば まずは毎月分配型は避けたほうが賢明です。

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