54歳になる私は年金が支給される65歳までの10年間の間に、セゾン投信から高配当が長期間に渡って期待できる銘柄に徐々に移管してポジション作りたいと思うようになりました。
よく老後の話として豊かな老後を送るために毎月32万円必要、しかし年金の平均は月22万円なので差額分を老後資金として貯金しておかないと生活が大変のような記事をよく見ます。
つまり不足分を貯金の切り崩しで賄うという考えですが、それって配当金でも良くね!?・・・ということです。
どこかの本に書いてありましたが投資のリターンはその9割が配当収入であると・・・つまり年金の不足分を配当金で補ってしまおう! という考え ・・・そのために今後10年を使いたいということなんです。
配当の目標は?
安定した高配当銘柄を複数持つことで年金の不足分を配当金で補うことってできないのかを考えて実行してしまおうというのが目標、そのための戦略をどうするか考えてみます。
まず配当金のイメージですが・・・
1000万円で3%の配当とすると年間の配当金 30万円
2000万円で3%の配当とすると年間の配当金 60万円
5000万円で3%の配当とすると年間の配当金150万円
配当利回りが高い企業はおおよそ3%を超える配当金が支払われるので投資するお金さえ準備できれば このくらいの配当金が受け取れるのでは という感じですね。
「豊かな老後を送るために毎月32万円必要、しかし年金の平均は月22万円」と言われているので毎月の差額は10万円、年間で120万円足りないということになるわけですね、配当金3%として120万円を得るためには・・・4000万円ですか (*´ω`*)
なかなかの額ですね~ でも このくらいのお金が準備できる人は つまり頭を使えば貯金の切り崩しはしないで配当金でなんとかできる可能性が大きい、つまり年金で足りない分は配当金でなんとかなるんじゃないかと思います。
どこに投資すればいいのか
このためには高配当で安定した銘柄をさがすことが重要、そこで日本の配当金、高配当銘柄トップ100をリストアップし、片っ端から業績を確認してみました。
素人が勉強しながらの調査なのでいいかげんかもしれませんが、各企業の過去5年分の業績を調査、安定しているか? あとは過去の配当実績から今後も高配当を維持してくれそうか ・・・3ヶ月かけて こんな観点で調査 比較して安心できそうな企業を調査しました。
●営業利益率
●1株当たり当期純利益又は当期純損失
●総資産額
●自己資本比率
●1株当たり純資産額
●経常利益又は経常損失
●借入金等明細表
●現金及び現金同等物の残高
素人目ですが安定して長期間高配当を出してくれそうな企業は あまりありません。 5銘柄ほど最低限度で購入してみたものの・・・この方向を更に研究して追加投資をしていってもいいものか? そもそも投資素人が日本に長期投資することにメリットは有るのか?という悩みが増えただけで終わってしまいました。
日本に長期投資してよいのか!?
下の表は日経平均株価が過去からどのように変化してきたのかを表したグラフになります。 コレをみると1990年頃のバブル期を頂点に順調に下り続けているように見えます。 つまり日本はバブル期を境にして市場が縮小してきていることがわかります。
更に今後の人口減少を考えればアベノミクスとか一時的な株価上昇要因はあったとしても 素人が長期運用するのには向いていないと考えるのが普通のように感じます。
ここまでで、課題が2つ出てきました
●どの市場へ投資すればいいのか
●安全に運用額のボリュームを増やす方法は
年金不足分を補うという目的 を考えると ある程度リスクは少なく配当金も高配当を期待 となると投資先は難しいですよね、また運用額のボリュームを増やすことを考えるとなるとコレも悩ましい。 これらについてはもう少し勉強を重ねて、別記事を書きたいと思います。
でも、投資を全くやったことがないというのであれば「安全に運用額のボリュームを増やす方法」の一つとして 今までやってきたセゾン投信は有効だとおもいます。 長期運用、積立投資を実行すればかなりの確率で勝てると思います。 惜しいのが「配当を出す、再投資する」が決められたら良かったですね。
ポイントはリーマンショックなど 「◯◯ショック」は必ず 何年かに一度はおきると考え その時は基準価額も大きく下がってくるのですが、ビビらずにいてください。 グローバルに分散投資しているので数ヶ月~数年でもとに戻ってきています。(絶対はないですが(*´ω`*)) つまり 「◯◯ショック」は買い時くらいに考えれば良いのではないでしょうか。(これは私の実感です)
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