究極のディフェンスIAUは金/THEOさまが組込んだので調べてみた

おもうこと
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金へ投資するETFとしてはIAUがあります。 金といえば 世界の政治・経済の行き先が不透明になると金が注目され、株価が下がっても金の価格は下がらないという金特有の値動きをしています。

これもTHEOのポートフォリオに組み込まれていたのでどのようなETFなのか調べてみました。

 

金投資の特徴

金といえば昔はお金として使われてきました。金貨と言うやつです。 つまりお金自体が価値を生み出すことはないので投資という意味ではいまいちピンときませんね。

ただ、金はその希少性からお金として認識されてきたのですが、それだけではなくインドや中国の経済成長により工業製品としての需要も発生しているので価格は安定しているものと考えられます。

また、発行母体がない特殊な通貨と考えられるので政治的なリスクにも左右されないと言われます。

一般的な金のメリット
・様々なリスクに備えられる
・通貨ではないので国によるリスクがない
・株下落時に金の価格は下がりにくい

デメリット
・配当や利息はない

金の購入方法

金を購入する方法は様々あります。 一番手軽なのが「純金積立」投資信託の積立のように少しづつ買い増すことができます。

次に手軽なのがETF、ポイントはコストの安さで株と同じくチャートを見ながら購入が可能です。 IAUは金ETFです。

他にも投資信託、金地金・・・と様々な方法で購入が可能になっています。

 

金IAUのパフォーマンス

金を無国籍通貨と考え、グローバル分散投資するVTとIAUを比較してみました。

リーマンショック時にもほとんど値を下げていません。 さらにリーマンショック後にすぐ値を上げ始めており欧州の金融危機が発生した2011年ごろまで上昇を続けています。

 

ただ、景気が安定し米国が右肩上がりになるに連れてIAUの価格は下がり始め、過去10年で見ればVTIやVTにくらべて大きくビハインドしています。

またチャイナショック時にもIAUの価格は反応しているので、景気の長期的悪化に備えた人がIAUつまり金を買ったことが想像できます。

 

まとめると、大きな経済危機があっても金の価格は安定しており、様々なリスクに備えることができる究極のディフェンスETFと考えることができます。

ただ平常時は配当もなく、株に人気をとられて価格が下がっているので今後大きな経済危機が来ると思えば買っていてもいいかもしれません。

経済危機が来れば市場が安定するまではIAU高値を維持できそうです。

 

ロボアドTHEOに組み込まれた銘柄です。WealthNaviは王道ETFで勝負、THEOはあまり聞いたことのないたくさんの銘柄の中からポートフォリオを組むので全く性格が異なっています。

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