高配当PFFを売る/日本税制のデメリット

2018年はじめから米国では調整局面に入り、その後一進一退を繰り返しています。その後半年経ちましたが相変わらずです。 しかしVTIやQQQなどパフォーマンスの良いETFは既に上げ始めていますし、このタイミングで持っているETFを整理します。

具体的にはPFFを売却、QQQの購入とVTIの追加購入です。

高配当PFFを売る

高配当で知られるPFF、配当は5%を超えます。 これだけの配当を出してくれるETFなんだから持っておけばいいじゃないか? と思われますが長期運用の中で配当含めたトータルリターンはVTIに大きくビハインドしています。

PFF・VTI・QQQトータルリターン(過去10年)

過去10年のトータルリターンを見るとPFF:プラス97.7% VTI:プラス179.6% QQQ:プラス329.2%となっています。

もちろんキャピタルは変動が大きくこの先も同じ様な傾向が続くとは言えませんが、長期運用の中で少しでもリターンを増やそうとするならばPFFは必ずしもいい選択ではなさそうだと判断しました。

高配当のPFFはリターンが読めるというメリットが有るものの、すべての配当を再投資することからトータルリターンで考えてVTIなど王道のETFが良いと考えたのです。

日本税制のデメリット

日本の税制では配当や売却益のどちらにも20.315%の税金がかかります。 これに対して米国では配当には10%の税金がかかりますが、売却益には税金がかかりません。

つまり、アメリカの投資家は長期運用していたETFを乗り換えたいと思ったら簡単に乗り換えができます。

それに対して日本の投資家は乗り換えるときにキャピタルが積み上がっていると 一度売却するわけですから それに対して20.315%の税金がかかり投資効果が大幅に下がってしまいます。

つまり日本の税制は米国に比べて簡単にETFの乗換をしにくい状況にあります。

以上より、投資を初めて数年後に乗り換えを検討するかもしれないETFははじめから選ばないほうがいいのです。もちろん結果的に乗り換えが必要にならばしかたありませんが…できるだけ王道のETFが良いとの結論です。

PFFの売却とQQQの購入

PFFは年に5%を超える配当を出してくれます。 もしPFFを1億円持っていれば配当だけで500万円にになります。 これで十分じゃんとなるわけですけど・・・しかし資金的にそんなにないので配当を再投資したトータルリターンで考えたいわけです。

で、売却したその資金はどうするのか・・・ 本来はVTIとかVYMとか王道ETFということになりますが、グロースETFのQQQがあまりにも調子がいいのでサテライト的にQQQを買うことにしました。

テクノロジー系の企業を多く含んだQQQですが、絶好調です。 そのうちバリュー株にやられるんじゃないかとの心配もありますが、既にどの様な企業においても生産性、間接生産性を上げるためにはITやテクノロジー系の技術は必要不可欠になっています。

QQQの魅力(主観)

つまり、どの様なセクタの企業であっても 既にITやテクノロジー系の技術は必要不可欠、つまりQQQが近い将来失速する予想が私の中で成り立たちません。 なので既に高いグロースETFのQQQですが サテライト的に購入しようと思ったわけです。

この判断がどうなるのかは数年後を見なければわかりませんが、良い結果を残してくれるものと信じて・・・(;´∀`)

無論、ETFの売却益に税金がかからない米国国民だったら判断は異なっていたかもしれません。 しかし、これは日本税制においては、かつ長期運用において 将来的に売却するかもしれないと考えているETFは買わないことが吉、これは日本の個人投資家のデメリットと言えるかもしれませんね。

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