VTVは「バンガード・米国バリューETF」 米国大型の格安株、バリュー株というやつです。 組込銘柄は約330銘柄のバリュー株へ分散投資、それでいて経理率は0.05%と低く大型バリュー株狙いであれば要チェックです。 インデックスは「CRSP USラージキャップ・バリュー・インデックス」
CRSP USラージキャップ・バリュー・インデックス
ベンチマークは「CRSP USラージキャップ・バリュー・インデックス」大型のバリュー株に分散投資、配当は2.40% (※17/05/17現在)となっています。
組込上位10銘柄
Microsoft Corp. | 5.70% |
Berkshire Hathaway Inc. | 3.1 |
JPMorgan Chase & Co. | 3.1 |
Johnson & Johnson | 2.8 |
Exxon Mobil Corp. | 2.6 |
Bank of America Corp. | 2.4 |
Intel Corp. | 2 |
Wells Fargo & Co. | 1.9 |
AT&T Inc. | 1.8 |
Chevron Corp. | 1.8 |
セクター別の構成比率
金融 | 25.40% |
テクノロジー | 14.5 |
ヘルスケア | 14 |
資本財 | 10.8 |
消費財 | 8.8 |
石油・ガス | 7.5 |
消費者サービス | 7.1 |
公益 | 5.2 |
通信サービス | 3.5 |
素材 | 3.2 |
大型バリュー株ETFなのに、以外にテクノロジー系が多く14.5%ものウエイトを占めています。 組込銘柄のトップに「Microsoft.corp」があるのもほんとにバリュー株かよ・・・と言いたくなりますが、VTVにはこれらの銘柄が組み込まれています。
また高配当ETFのVYMも実は大型バリュー株といったスタイル、経費率はほぼ同じで配当がVTVよりも0.5%程度高く2.78%となっています。 VYMはVTVに比べて特に高配当銘柄のバリュー株を集めたETFということですね。
VTVのパフォーマンス
同じ大型バリュー株のVYM、大型のグロース株ETFのVUGでパフォーマンスを比較してみましょう。
やはり最近のテクノロジー系の組込が大きいグロースETFのVUGが強いですね。 セオリーではバリュー株のほうが成績は良いはずなのですが やはり今どきのテクノロジー系の銘柄を多く組込んだグロースの方が最近は良い傾向です。
またVYMとVTVの比較で見るとややVYMが有利という結果になっています。
では配当含めたトータルリターンを見てみましょう。
VYMとVUGは最近までいい勝負をしていましたが、ここ半年くらいでVUGに対してビハインドしています。 残念なことにVTVは更にビハインドですね。
過去10年のトータルリターンでは VUG:203.8% VYM:174.3% VTV:152.0%
この結果から普通であればVYMかVUG、グロースが気になるのであればVTIという選択肢が生まれると思います。 しかしあえてVTVを選ぶ理由まではわかりませんでした。
しかし、ロボアドTHEOさまが選んだETF、そのうちきっと驚くような理由、ネタバラシをしてくれるものと期待しています。 ということでしばらく私はVTI,VYM中心で投資継続です。
ロボアドバイザーTHEOのポートフォリオです。 聞いたことがないETFばかりですが、これが将来どのように効いてくるか楽しみです。

有名なロボアドにはTHEOだけでなくWealthNaviがあります。簡単におさらいしてみました。

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