年初のYAHOOニュースによると「岸田総理:インフレ率を超える賃上げの実現お願いしたい 年頭会見で・・・」だそうです。
法人税を上げると宣言しておいて賃上げも要求するの??だれも賃上げなんてするわけ無いじゃん・・・
でも見方によっては日本の高配当株の仕込み時が来るのかもしれませんね。年明け早々にアホなニュースをみてがっかりしていますが、これによって今年何が起きそうなのか思うことをまとめておきたいと思います。
当たるかどうかは年末に答えあわせをするとしても、何が起きそうなのか想定することで何があっても投資が継続できるよう心構えをしておきましょう。
今の段階で注目しておきたいのはこれらです。
・増税閣議決定
・日銀事実上の利上げ
・米国株の行方
増税閣議決定
どうやら岸田さんは緊縮財政政策をしたいようです。ただ素人考えでも需要が弱い現状で緊縮なんてとんでもないと思うのですが、どうも景気を良くしたいとは考えていないように思います。
賃上げはないですね
それに法人税を上げると宣言しておいて賃上げも要求するのですから、素晴らしい感性だと感心・・・企業経営者が要求を飲むわけないでしょう。
日銀事実上の利上げ
利上げによって企業活動を抑え込むようです。昨年12月に日銀は長期金利を上昇させました。これによって住宅ローンの固定金利が上がったのは記憶に新しいところです。
日銀黒田総裁は利上げではないと言っていますが事実上の利上げであることは間違いありません。黒田総裁の任期は今年4月まで、後任の総裁が利上げしやすくするように道筋をつけた可能性が高いと思っています。
住宅ローンの金利はあがる
住宅ローンの変動金利は短期金利に影響されます。次期日銀総裁は短期金利も緩和する可能性が高いと思うので、変動金利を利用してる方は要注意だと思います。
金利を上げることの影響はこれらですが、景気が加熱していない状況でやってはいけない金融政策なのは間違いないでしょう。
金利を上げると・・・
1)景気の過熱をおさえる
2)円高への誘導
3)金融機関が儲かる
まあ加熱もしていない景気を冷まそうとしている政策ですが銀行だけは儲かりますね。事実利上げを表明してから銀行株上昇しています。
0278銀行業(kabutanHPより)

米国株の行方
米国のインフレはまだまだ収まっていませんから金利が高い状態は続くでしょう。これによって株価の低迷はまだまだ続くはずです。
株価の低迷は過去の例から長くても1年半〜2年程度で底を打っています。昨年1年間低迷を続けていますから今年1年はジリジリと下がっていく事を予想しています。
需要過多によるインフレは収まりつつあるように感じますが、ロシア・ウクライナの戦争による原材料費高騰があるので金融引締はこれからも続く事を想定しています。となれば更に低迷が長引く可能性も考えておく必要がありますね。
こんな時に頼りになるのがバリュー株、去年はバリュー株ETFのVYMが頑張ってくれてなんとかプラスで終えられました。
今年もキャピタルゲイン狙いのファンドは低迷すると思いますが、高配当株は比較的堅調だと思っています。
今年は何が起きる?
以上、年末年始のニュースから想像すると、今年はこんな傾向じゃないかと思います。
賃金は増えない
金利があがる
やや円高に誘導される
銀行は儲かるかもしれないけれど、金利と増税によって企業活動は抑えられる傾向です。
また賃金が伸びない中で、原材料費は高騰しますから家計は厳しくなりそうですね。
住宅ローン金利は上昇するでしょう。黒田さん道筋作っちゃいましたから・・・住宅ローンを抱えている方は要注目です。
高配当株の仕込み時が来るかも
また米国株の低迷も暫く続くとおもいますが、過去の例から底値まであと1年位は辛抱が必要だと思っています。ただ円高に誘導されそうなのでやはり仕込み時として良いタイミングがあるかもしれません。
まとめ
年末年始のニュースを見て2023年を予測してみた。岸田首相大丈夫?年初からいきなりやらかしちゃいましたね。法人税を増税をすると言いながら賃上げ要求しているわけですから、日本経済の行く末が心配になります。
需要がない中で原材料費の高騰は続きますし、これに対して岸田さんはやってはいけない政策を進めているようですから、インカム系の株式について仕込み時が近づいたと考えるのが良いと思うのです。(日本株式で売却益を狙うのは超難しいと思っているので・・・)
また米国もコストプッシュのインフレが進んでいるようなので景気低迷はしばらく続きそうです。日本では利上げなど円高誘導策を進めているようなので米国株式の仕込み時が近づいているのかもしれません。
全世界的に景気のいい話はあまり聞きませんが、どのようなときにでも市場に立ち続けるため改めてリスク許容度の範囲で運用を続けたいと思います。
以上なにか役に立つことあったでしょうか?
それでは、また!!
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