【50歳からの株式投資】大人気インデックス投資向け王道ファンド4選

株式で勝手に増える

投資は不確かなものですが唯一最適解があるとすればインデックス投資、時間さえかければ再現性が高く資産を増やせる優れた投資手法です。

今回はインデックス投資で選ぶべきファンドの特徴と運用のポイントを紹介したいと思います。何かと罠銘柄が多い投資の世界ですが、これらの商品を投資の核にして正しく運用すれば資産増加は間違いなし。

この記事では「選ぶべき商品4選」と「運用上の注意点」について解説します。

インデックス投資では「株価の未来はわからない」事を前提にしています。何が前提かといえば「人類の経済発展はこれからも進む」ということ、ここから「選ぶべき商品」、「運用上の注意点」が見えてきます。

スポンサーリンク

おすすめするインデックスファンド4選

インデックスファンドは市場が成長すれば自分の資産も増えるというものなので誰かが勝つと誰かが損をするゼロサムゲームではなく、みんなが勝てるプラスサムゲームなんです。

なので選ぶべきファンドは長期で成長が見込める市場へ幅広く分散投資するもの、これらの条件を満たしているファンドをご紹介しましょう。

VT :全世界株式への分散投資
VTI:全米株式への分散投資
VOOもしくはIVV: 
  米国超優良企業500銘柄への分散投資

どれも超有名なETFですね、純資産規模も数十兆円と安定感も抜群、人気のほどが伺えます。

項目VTVTIVOOIVV
運用コスト(経費率)0.08%0.03%0.03%0.03%
分配利回り1.84%1.24%1.27%1.22%
投資対象全世界株式全米株式米国株式米国株式
銘柄数約8000銘柄約4000銘柄 500銘柄 500銘柄

なお、VOOとIVVは共に「S&P500」に連動するファンド、運用会社が違うだけで同じものです。またVTIは「S&P500」ではありませんがほぼ同じものと考えていいと思います。

スポンサーリンク

ファンドの内容を説明

インデックスファンドは今後も人類の経済成長が続くことが前提です。なので長期目線で成長し続けると信じられる市場を自らが決めなければなりません。

とは言っても最適解は全世界か全米のいずれかで間違いないでしょう。

米国株式:
今後も成長が見込めるのは米国株式、新しいイノベーションが起こり先進国の中で人口が増え続けている。また投資家保護のための法整備がしっかりしている


全世界株式:
今後、長期にわたって米国一強とは限らない。どんな国も栄え続けたことはないので長期目線だったら全世界株式が確実

これだけ見ると全世界株式のほうがいいんじゃない? 米国株の場合、米国一強が崩れた時に困るんじゃない?? なんて思いますよね。

分散が進めばリターンは減る

でも全世界株は成績の悪い国や地域を多く含むので一般的にリターンは減るですね。ここが悩ましいところです。

過去10年の平均リターン
 VTI(全米株式) :15.6%
 VT(全世界株式):11.2%
 
※:VTIとVOO,IVVはほぼ差がないので割愛

VTとVTIのチャート比較

リスクの少ない全世界株式にするか、米国の将来に賭けるかを決めなければなりません。

スポンサーリンク

米国株式一択にした理由

やす吉は米国株式一択、理由は投資できる期間です。人には寿命がありますから投資ができる期間は自ずと限られます。

なので投資できる期間があと30年くらいだとすれば、そのくらいの期間は確実に米国一強が続くだろう、その後はわからないけど・・・という考えなんですね。

でも運用期間が長く取れる子どもたちにはどちらを勧めるか悩むところです。

とはいえ、これらの商品を選んだ時点で商品選びは成功といっていいでしょう。あとは短期・中期の動きを無視できるかという運用面の問題になってきます。

運用方法のコツ

インデックスファンドは長期で成長する市場を選ぶこと、短期・中期の値動きは無視することが大切になってきます。

個人的な考えですが、長期とは原則一生です。貯金同様に一生インデックス投資を続けながら必要に応じて取り崩すことで資産寿命は大きく伸びますからね。

また過去の米国の調査から15年以上インデックス投資をしていた人は、いつ投資を始めたたとしてもプラスだったという実績があります。余裕を見て20年以上使う予定のないお金は投資に回したほうが合理的なんです。

投資に回すお金は
・20年以上使わないお金
・暴落しても安心して見ていられる金額

参考ですが、現に2000年のドットコムバブルと2008年のリーマンショック時にはドットコムバブル前の株価を更新するまでに13年、最安時は暴落前の半分まで下がったことは知っておいたほうが良いです。

このくらい不調なときもあることを前提に投資額などを調整してリスク許容度を超える投資はしないようにしましょう。

投資信託/ETFどっちを選ぶ?

次にこれらのファンドの買い方ですが、これらのファンドはドルで直接購入する方法と投資信託を利用して円で買うことができます。

ドルでも円でも買える

どちらも投資先は同じなので運用結果には差はありません。

購入できる投資信託の例・・・
VT :楽天・全世界株式インデックス・ファンドなど
VTI:SBI・V・全米株式インデックス・ファンドなど
VOO・IVV(S&P500):
 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)など

購入先はSBI証券や楽天証券などのネット証券で買うことができます。

どちらの方法で買うのが良いのか、昔は投資信託の手数料が高かったので悩ましいところがあったのですが、今はかなり安くなってきたので初心者の方は投資信託、分配金がほしいならばETFがいいかなと思います。

ETFの特徴:
分配金が支払われるが、再投資する場合は課税後の分配金で自ら購入する。

投資信託の特徴:
原則分配金は支払われずに自動で再投資されるのでパフォーマンスの最大化が期待できる。やや手数料が高いが許容できるレベル。

それにこれらの投資信託は「つみたてNISA」対象ですから「つみたてNISA+投資信託」でリターンが非課税なる方がいいんじゃないかなと思います。

まとめ

多くの人にとって投資の最適解になりうるインデックス投資、問題はどのインデックスファンドでも良いというわけではないということです。

あくまでも長期目線で成長が期待できる市場への分散投資がキモなので、そのようなファンドを長期・積立投資をする必要があります。

VT :全世界株式への分散投資
VTI:全米株式への分散投資
VOOもしくはIVV: 
  米国超優良企業500銘柄への分散投資

全米株式VS全世界株式については人によっていろいろな意見がありますが個人的には米国株式一択です。ただこれらを選んだ時点で商品選びは正解でしょう、あまり悩む必要もないのかもしれません。

問題は運用面、投資の戦略上短期・中期の値動きは無視なのですがリスク許容度を超えて狼狽売りするようなことがないようにすることが大切です。

以上なにか役に立つことあったでしょうか?
それでは、また!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました