【50歳からの株式投資】インデックス投資の決定的な弱点2つ

株式で勝手に増える

投資の最適解といえばインデックス投資というのは多くの人に浸透してきたようです。厚切りジェイソンさん「ジェイソン流お金の増やし方」の中でもインデックス投資でFIREしていた事が書かれているので更に流行りそうですね。

もちろん投資の最適解はインデックス投資だけではありませんが、時間のない会社員が投資のことを気にせずに資産形成できる方法として優れているのは間違いありません。

でも市場平均を狙うインデックス投資よりも市場平均より上を狙うアクティブ運用のほうが儲かるんじゃないの??

これについては
・8割のアクティブファンドは5年以内に負ける
・アクティブファンドは手数料が高い
・過去の実績からインデックスファンドで15年以上運用すれば負けない

なので投資の最適解はインデックスファンドであり、長期運用すれば誰もが勝てると言われるわけです。

そんな有望なインデックスファンドですが決定的な弱点もあります。今回は普通の人が考慮しておくべきインデックスファンドの弱点についてまとめてみたいと思います。

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インデックスファンドとは

改めてインデックスファンドについて確認しておきますが、インデックスファンドは市場の株価指数(インデックス)に連動するように作られたファンドのことです。

例えば「S&P500」はS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公開している株価指数、このような株価指数に連動するように設計されているのがインデックスファンドです。

またインデックスにも様々なものがあり、日本では日経平均やTOPIX等、米国であればNyダウやS&P500の他にも様々な指数があります。

また、例えば米国のIVV(iシェアーズ・コア S&P 500 ETF – BlackRock)やVOO(バンガード S&P500 ETF – バンガード)は同じ「S&P500」に連動するように設計されているので運用会社は異なりますが、運用結果は同じになります。

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イケてないインデックスを避ける

つまり重要なのはどのインデックスに連動しているのかということ、なのでイケてる株価指数を選ぶことがまずは大切なんです。

そこでインデックス投資でイケてる指数を選ぶ大切なポイントは
1)前提は、未来は誰にもわからない
2)なので長期で成長が信じられるものを選ぶ

長期というのは最低でも15年ですね、ただ個人的には投資は貯金と同じで一生続くものだと思っているので個人的には30~40年というイメージです。

そして、このようなイケてる指数に連動するファンドを「長期・積立」することがインデックス投資です。

この投資のコアにできて、誰にでもおすすめできそうなのが以下の4つ、これらの違いについてはまた別記事で解説してみたいと思います。

・VT
  全世界株式への分散投資
・VTI
  全米株式への分散投資
・VOOもしくはIVV 
  米国超優良企業500銘柄への分散投資
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暴落は必ず起きる

またどんなに優良なファンドでも、数年から十数年の間に必ず暴落は起きます。これは宿命です。このときに資産の評価額がみるみると減るので、特に初めて暴落を体験する人は相当恐怖を感じることになるでしょう。

でも投資を始めると誰もが経験することなので、このときに投資をやめないようにすることが大切。

例えば、リーマン・ショック時には「S&P500」も約半分まで値下がりましたから、このときに耐えきれずに売ってしまったらその後の爆増の波に乗れなかったわけです。でもその後は暴落前以上に大きく成長したことはご存知のとおりです。

S&P500(矢印部:リーマンショック)

なので何があってもホールドするのは原則です。このために大切なのはリスク許容度の範囲で投資をすること、資産が半分になっても不安にならないくらいの金額で投資をするか、キャッシュを厚めに温存して余裕を持って対応したいですね。

短期・中期の値動きは無視

また暴落の期間ですが、以下チャートを御覧ください。これは2000年~2015年のS&P500のチャートです。

2000年と2008年をきっかけに暴落局面を迎えていることがわかるでしょうか、これがドットコムバブルとリーマン・ショックです。

2000年の暴落から最終的に株価が戻すまで約13年かかっていることに注目してください。

インデックス投資は「短期、中期の値動き(暴落)」はすべて無視する事、そして中期とはだいたいこのくらいだった可能性があると考えてください。

「暴落時に半分くらいまで下がる・株価が元値を上回るまでの期間は13年位はあり得る」ということですが、まあ13年は長いですから狼狽売りしないように積立設定をして放置、株価も見ないというのが最善の対応かもしれません。

まとめ

再現性高く資産形成できるインデックス投資は投資のコアとして運用するのに向いていると思います。ただこんなインデックスファンドにも弱点があります。

・インデックスファンドなら何でもOKではない
・暴落は必ず起きる

これらを意識して何を購入するか、暴落したときの対応をどうするかを事前に決めておくことが投資を成功させるポイントではないかと思うのです。

1)個人的おすすめ「VT・VTI・VOO・IVV」
2)暴落は慣れ、短期中期の動きは無視
3)リスク許容度を意識する

過去、バブル崩壊までの日本では定期預金の金利は6%程度ありましたからそもそも資産運用しなくてもお金が勝手に増えたのですが、今は預金金利0.001%の世界ですから自らリスクを取って行動しなけれ資産を増やすことはできません。

なのでインデックス投資は必須、弱点を知って賢く活用していきましょう。

以上なにか役に立つことあったでしょうか?
それでは、また!!

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