【老後不安】貯金だけで備えるのはお勧めしません/金の心配が消えない理由と対策を考察

お金に困る人

老後のお金が心配、いったいいくら用意すればいいのか、それなりに貯金はあるけどこれで足りるだろうか・・・など老後のお金に関して不安が消えない方けっこう多いのではないでしょうか。

老後のお金の心配は収入が途絶えること、なのでやす吉は自分が働かなくても収入が途絶えなように高配当株の配当や4%取り崩しをするためのインデックスファンドを運用してきました。

そう、やす吉の作戦はFIREを目指すというものなんです。年金と資産収入で生活費が賄えれば老後のお金の不安はないハズですからね。

そして会社を辞めるときには目標資産額まであとすこしまで来ました。いま会社をやめて1年経ちますが幸運なことに評価額も上がってなんとか目標金額を達成しました。7年後に老後の資金を使い始めても資産を減らさずになんとか回せるだろうと思っているので今のところは心配していないというわけです。

会社員は定年と同時に収入が途絶える

会社員としての収入は定年で自動的になくなってしまいます。労働収入ですから当然ですが、今後定年が65歳、70歳へと引き上げられて行きますし、退職金も減るわけですから不安になるのは当然です。

なので今回は老後不安として「お金」についての色々と思うことをまとめておきたいと思います。

スポンサーリンク

避けたいのは貯金だけで老後資金を蓄えること

老後のお金の備えって多くの人は貯金で備えてしまうケースが多いと思うのですが、貯金だけというのは避けたいと思うんです。

なぜならば長期間保有することでインフレ負けすることです。貯金は近い将来使う予定のあるお金や生活防衛費としては有効な資産ですが老後資金のように長期間保有し続けるような用途には向いていないのです。

貯金は老後資金の補完に向いていない

なので貯金で老後資金不足に備えるのは無理があると思うのです。もちろん貯金は無駄ということではなく貯金の特徴をよく考えないと不安は消えないのです。

貯金が有効なケース
 近い将来使うお金の準備
 生活防衛費の準備

貯金で老後資金を準備した場合、毎年貯金を取り崩すことになりますが貯金が減り続けるのは精神的にもダメージが大きいと思うのです。せっかく貯めたお金が毎年減っていくわけですからね、それに寿命まで貯金がもつのかを考え始めたらますます心配になります。

スポンサーリンク

そもそも老後資金は計算できない

それに老後資金はいくら貯金しておけばいい!?これ計算することはできません。なぜならば不確定要素が多すぎるからです。

確かに平均的な支出で、平均年齢まで生きることを前提にすればそれなりの数字を出すことはできますが実際のところ個人差が大きいので計算してもあてにはならないのは明白です。

老後資金は計算できない
 年間の生活費はわからない
 寿命はわからない
 インフレがどのくらい進むかわからない

計算できないものを無理に計算していることに加えて、毎年取り崩しで減っていくのがわかっているので不安になるんです。

スポンサーリンク

ある程度の収入源が必要

なので「年金で不足する生活費は稼ぐ」のがお金の心配をしなくても済む唯一の方法だと思います。方法は2つ、自らが働くか資産に働いてもらうのいずれかですね

1)長期間働く
2)資産収入を得る

長期間働く
可能な限り働くのは健康にも良さそうですしおすすめしたいところですが注意したいことがあります。それは「嫌な仕事を続けないこと」、例えば会社が嫌でも生活のために働かなければならない・・・という人が定年再雇用で同じ仕事を続けるのはきついです。

 ⇒ 老後は嫌な仕事を続けないこと

老後も嫌な仕事を続けなくてもいいように会社員時代から副業など複数の収入源を模索することは今後ますます大切なことになりそうですね。

資産収入を得る

副業などで収入源を複数もつことに加えて資産運用も忘れてはいけません。資産運用はほぼ最適解が決まっていますし、自分が働かなくても勝手に増えてくれるのでおすすめなのです。

また資産が育つには多くの時間がかかりますから退職目前でまとまったお金で投資を始めるのはおすすめできません。リスク許容度がわかっていない中で多額のお金を投資に回すのはかえって損をする可能性が大きいからです。

※:若いうちから「つみたてNISA」を満額かけつづければ老後資金問題はほぼ解決してしまうくらいのパワーがあることは知っておいたほうが良いと思います。

たとえば毎月の積立額を3.3万円、想定年利5%、積立期間30年で試算すると以下のように2700万円まで成長する計算です

支出の最適化も行うこと

また、老後のお金の心配を解決するには生活費よりも年金と収入を加えた金額が大きくなればいいはずです。つまり満足度を下げずに出ていくお金をコントロールできれば少ない資産や収入でもOK、これも忘れてはいけないポイントですね。

年金の受給額+収入>支出(生活費)

そのためにはまずは固定費、スマホや保険の契約を見直すことやホントにその支出が必要か定期的に見直していくことも忘れてはいけませんね、特に支出が少ないと収入や資産が少なくても対応できるのでお金の不安は一気に減ります。

いずれにしても貯金だけでは不安は解消しません。いくつになっても好きなことで収入を増やしていくよう努力しながら、支出もコントロールすることがお金の不安を消し去る唯一の方法だと思います。

個人的には近い将来使う可能性のある生活防衛費は貯金で、それ以外は株式や債券などのリスク資産で備える、そして支出は適度にコントロールしつつ好きな仕事で収入を得る努力をするのがどなたにでもおすすめできる方法だと思います。

まとめ

老後のお金の不安は、会社員は定年で収入を失うこと、貯金で備えても実際に老後いくら必要になるのかが計算できないことから発生しているものと思うのです。

老後必要になるお金は不確定要素が多すぎですからね、いくら前提を設けてもあてになりません。

老後資金は計算できない
 年間の生活費はわからない
 寿命はわからない
 インフレがどのくらい進むかわからない

それにせっかく貯めた貯金は徐々に減りる続けるので「この先、ほんとにお金が足りるだろうか」などと考えちゃいますよね、こんな心配し始めるとかなり精神的にかなりきついのではないかと思うのです。

なので老後資金の心配を解消するためには最低限度の収入を得ること、これは働いても資産からの所得でもなんでもいいと思うのですが老後になってから急に準備できるものではありません。

なので若いうちから「つみたてNISA」などを活用して資産運用をする。副業などで収入源をいくつも持つ努力をしておくことが理想です。資産運用に加えて1つの会社に依存せずに複数の収入源を得る努力を続けることが大切ですね。

年齢関係無くないですか!?

コメント

タイトルとURLをコピーしました