早期退職して4ヶ月、今頃はゆっくりと過ごしているはずなのに結構忙しいっすね。ホントだったら分配金を使って旅行に・・・と思っていたのですが、会社に行かない分家事の分担が増えてなかなか予想通りには行かないものです。
さて資産運用についてですが、昨年末にポートフォリオを見直して「AGG・SPYD」売却、ポートフォリオを「楽天VTI・VYM・キャッシュだけ」と超シンプルにしました。
こんな感じですね・・・

売却した理由は、今年起こる可能性が高いと思っている景気低迷局面で買い向かう資金を確保すること
・コロナショックの時に安いので買ってしまったSPYD、このとき利回り4%超えだったんで思わず買ってしまったけど増配が期待できないので売却
・金利が上がれば債券価格は下がるので買い増し資金確保のために今のうちにAGG売却
AGGは想定通り売却後に価格を下げてるようですね、ラッキー!!
この資金、温存するつもりだったのですが結論はVYMの積み立てにまわすことにしました。今回は投資の目標と運用の作戦について備忘録としてまとめておきたいと思います。
前提を整理
やす吉の投資の目的は老後資金(年金不足分)の補完です。必要な金額は年間で100万円くらいと試算しているので余裕と税金を考えて目標を160万/年、つまり年間160万円使っても資産が減らない状況を目指したいわけです。
FIRE(4%ルール)でいえば4000万円の資産みたいな感じ
また今の日本はデフレと言われていますが世界中でインフレが進んでいるので、いずれ日本でもインフレは進みます。
この時に増配しないファンドだとインフレ負けしてしまうかもしれないのでSPYDから分配金の増配が期待できるVYMに乗り換えを進行中、そして楽天VTIの4%取り崩しと合わせて 7年後(年金受給開始)に年間160万円の不労所得が得られることが目標、この時にどういうポートフォリオにするかは未定なんですがこんなイメージですね。
目標:
VYMの分配金+楽天VTIの4%取り崩し>160万円/年
改めて書きだしてみると結構ハードル高い!!でもリスクをとって更にパフォーマンスがよい商品に手を出すつもりはありません。
長期運用は基本一生だと思っているので、広く分散されているVTIとVYMを無理しない範囲で運用し実現を狙っていきます。
キャッシュ20%は少なくないか?
ポートフォリオのキャッシュはリスク許容度に大きく関係します。うーん、たしかに「100-年齢=株式の割合」なんて公式があるくらいなんで一般的にやす吉の年齢でキャッシュ20%は少ないんです。
リスクのとりすぎでは?
これは自覚していますが幸い投資を始めてから6年、相場に恵まれて資産が約2倍になりました。つまりリーマン・ショック級の暴落があり株価が半分になっても含み損が出にくい状況になったので今はキャッシュ少なめとなっています。
もちろん取り崩しを始める7年後までには割合を大きく見直していきます。どうするのかは検討中なので当面はこの状況ですね。
機会損失について
高配当株投資は長い目でみて株価が下がらなければ良い、ひたすら分配金をもらい続けるというもの、なので株価が上がることに期待をするのではなく暴落時に買い増しをするのが一般的なんです。
その意味で今年は利上げがありますからきっと市場は荒れるでしょう。高配当株投資で資産を増やせるチャンスがあるかもしれないわけです。
でも、さざ波だったらどうしよう・・・
買うチャンスがなかったらどうするか、なので積立をしながら暴落を待つというスタンスで臨みます。
幸いVYMは分配以外にも売却益も狙える、つまり右肩上がりで成長が期待できるファンドなのでインデックス投資のように積立投資も有効だと考えています。
VYMの特徴は
・増配も期待できる
・売却益も期待できる
VYMで分配金をもらいつつ足りない分をVTIの4%取り崩し、結果的に年間160万円をめざすというのが基本的な考え方、まずはVYMの株数を増やして分配金を増やすことを優先に考えていきます。
楽天VTIとVYMの積立割合
さんざん試算しましたが・・・結局未来はわからないと言う原点に立ち返って、楽天VTI・VYMいずれも積立投資を継続、暴落時に手持ちのキャッシュで買い増しする作戦でいきます。
VTIとVYMのつみたては最低限、積立割合も現時点でどう転ぶかわからない中では決めようがありません。なのでどちらも同じ額の積立を行って行きます。
決めているのは「暴落があればVYMを中心に買い増す」やはりファンドの取り崩し(楽天VTI)よりも、ただ分配金をもらい続ける(VYM)ほうが気持ち的に楽ですからね。
・VTIとVYMは同じ金額積立投資を行う
・暴落があればVYMを中心に買い増す
今の時点ではこれ以上決めることはありません。半年後・1年後の状況を見ながら運用方法の微修正をしていくことになると思います。
注意点:リスクの大きなファンドに手を出してリターンを上げようとするのは悪手、もちろんリスクの取れる方、たとえば若くて投資期間が長く取れる人などはむしろリスクを取るべきかもしれません。
人それぞれステージによって取れるリスクが違うことを肝に銘じておきたいですね。
あと、やす吉にいちばん大切なのがどうやって稼ぐか・・・、個人で稼いで入金力をUPさせる方法を考えて実施することが投資よりも大切なのかもしれません。
今、やす吉が考えていることをまとめてみましたがどうだったでしょうか? 狙うところは人それぞれでリスク許容度を意識した余裕を持った作戦をたてていきましょう!!
それでは、また!!
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