楽天証券の条件改悪が続いていますね、でもいままでが条件良すぎたのかもしれません。いままでは楽天カードで積立をすると積立額に1%ポイント還元でしたからね。
月々5万円までという条件はありましたが年間で6000ポイントが確実にもらえるというのは最強でした。なので小さな改悪は仕方がないし放置だな・・・と思っていたのですが、ついに楽天カードの積み立てでもらえるポイントが実質0.2%まで下がることになってしまいました。
ポイントはオマケと言えどもこの改悪は痛い
そんな中SBI証券が顧客獲得のチャンスとばかりに様々なキャンペーンを仕掛けてきています。改めてSBI証券のポイントサービスを見てみると結構お得なものもある様なので気になるサービスと活用方法を検討してみたいと思います。
結論から言えば「投資マイレージ」のみ活用、あとは放置!!
SBI証券の注目サービス&キャンペーン
個人的な感想ですが段々とポイント還元のルールが複雑化してきています。お得感を出しながら実質的な還元をおさえたいということだと思っていますが、複雑なルールを紐解いて最大限活用しようとするのは手間もかかるし、かけた労力ほどリターンはありません。
なのでポイント還元は原則オマケ、労力がかかるものは活用しないという基準で気になるSBI証券のサービスをピックアップしてみました。
・投信マイレージ
・投資信託の購入で貯まる
そしてなかなかエグいのがこれ、完全に楽天証券からの乗り換えを誘っていますね。
・ハズレなし!当社への投信お乗り換えが超おトクキャンペーン
投資マイレージ
SBI証券のポイントサービスはTポイントかPontaポイントいずれかを登録して、SBI証券での取引などでポイントを貯めたり、投資信託の購入などに使えるものです。

その中でも個人的な注目は「投信マイレージ」、保有している投資信託の保有金額に応じてある割合でポイントが貰えるもの、注目はTポイントかPontaポイントを登録すればあとは何もしなくても勝手にお得になるんです。
設定さえしておけば手間なくポイントが貯まっていきますからやらない理由はありませんね。
もらえるポイントの計算方法は以下の通りです。
月間平均保有金額×付与率÷365日×ポイント付与対象月の実日数
(HPを見ると付与率は最大で0.25%)
付与率最大で0.25%、もしこの投信を1000万円分運用していればポイント還元が年間で「1000万円x0.25%=2万5千円」ということなので信託報酬がかなり相殺されますね。
ちなみに投資信託毎に還元率が異なるようです。ちなみにやす吉が持っている投信はこんな還元率でした。(2022/02/01現在)
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
⇒ 0.022%還元
楽天・全米株式インデックス・ファンド
⇒ 0.05%還元
ざっくりと言えば「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を1000万円分SBI証券で運用すれば年間で付与されるTポイントかPontaポイントは5000円分ということです。ざっくりと信託報酬の1/3〜1/4位のポイント還元みたいですね。
また還元されたポイントで投資信託を購入することも可能です。
投資信託の購入で貯まる
SBI証券で三井住友カードのクレカ積立をするとポイント還元が受けられます。楽天証券で楽天カードの積立をすると楽天ポイントが貯まるのと同じですね。
還元率は最大2%
還元率は最大で2%というのですが、これは三井住友カードの種類によって異なります。年会費がかかるクレカの場合は2%還元ですが、年会費無料のカードは還元率が0.5%だったりします。
でもやす吉は三井住友カードは持っていませんし、ポイント還元のためだけに年会費がかかるクレカを作る気はありません。ポイント還元よりも年会費のほうが高かったりしますからね・・・
じゃあ無料のクレカで0.5%還元を狙えば?確かに改悪後の楽天証券よりは条件が良くなりますが、今までの半分ですよ。もしつみたてNISAで活用するとすれば年間で2000ポイント付与、確かに無視できないけど、いつこのサービスが改悪されるかわからないのにクレカを作るのは微妙です。
それにやす吉無職ですから新規でクレカが申し込めるかどうか??
あと気になるのが付与されるのがVポイントとなっていること、やす吉の場合はポイントがバラけてしまうので使いこなしがちょっと難しいかなというところです。
以上を考えると、このためにクレカを作るのは微妙だけど既に三井住友カードを持っている人は検討してもいいですね。
ハズレなし!当社への投信お乗り換えが超おトクキャンペーン
これは投資信託の乗り換えで、抽選で最大で100000ポイント・最低でも1000ポイントがもらえるキャンペーンです。
更に転出元で支払う出庫手数料を全額SBI証券がキャッシュバックしてくれる「投信お引越しプログラム」が恒久運用されていますから、これも併用すれば確実に最低1000ポイントゲット、そして移管によって運用額が増えるので投資マイレージでのポイント付与額を増やせるというメリットもあります。
でも冷静に考えればキャンペーン自体では1000ポイントが確実にもらえるということですが、その条件は期間内で10万円分以上の移管、そして10万円以上の投資信託購入(積立は除く)
さらに転出元での手続きの手間を考えると手間の割にはリターンが小さいかなと思っちゃいました。(まあ10万ポイントが当たれば話は違ってきますが・・・)
以上を考えると個人的には単純に投信マイレージだけを意識してSBI証券を活用れば十分じゃないかな!?それ以上求めても手間ばかりかかるので無視が正解だと思いました。
なのでこのキャンペーンはスルー、SBI証券の他のサービスも無視することにしました。
まとめ
楽天証券の条件改悪が続いていますが、本質のところで言えば商品数やメニューの使いやすさ、手数料のやすさは楽天証券、SBI証券も甲乙つけがたし、おまけのポイント還元で一歩SBI証券が抜きん出たイメージですね。
なので楽天証券の改悪で右往左往する必要もありません。面倒ならばスルーしても全く問題ないでしょう。
ただ個人的にはSBI証券の投信マイレージのみ登録をすることに、Webでかんたんに完結できるのとその後は手放しでお得になるからです。以上、SBIのサービスを使うか!?検討してみました。
なにか役に立つことがあったでしょうか?
それでは、また!!
コメント