【50歳からの株式投資】どれ選ぶ?/Fund of the Year 2021を勝手に解説

株式投資
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「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021 」の結果が発表されました。早速内容を確認してみたいと思います。

ちなみに Fund of the Yearは以下のような目的で開催されているイベントです。

投資信託について一般投資家の目線でつねに考え、情報を集め、ブログを書いている投信ブロガーたち。投資信託の事情通である彼ら彼女らが支持する投資信託はどれか?証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。
( Fund of the Year HPより)

これ、投資を始めた頃に結構参考にしていたのですよ。ゴミ商品が溢れる投資信託界隈で唯一参考にできる情報源でしたからね。

やす吉の場合は最終的に米国株式全体への分散投資をするVTI、これに連動する「楽天VTI・SBIーV-全米」に落ち着きました。これから投資を始める方にとって「Fund of the Year」は参考になると思います。

今回はランキングの確認とファンドの特徴をざっくりと整理しますので、ファンド選びの参考にしてみてください。

ちなみに「Fund of the Year」のようなイベントはモーニングスターなど他にも開催されているようなのですが、あくまでも参考にできるのは「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year20** 」です。

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2021年ランキングの確認

ランキングを見てみましょう。赤字は2020年、2021年いずれもランキングトップ10に入っていたファンド、黒字は2021年にトップ10に入ってきたファンドです。

順位ファンド名運用会社
1位eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)三菱UFJ国際投信
2位ニッセイ外国株式インデックスファンドニッセイアセットマネジメント
3位バンガード・トータル・ワールド・ストック ETF(VT)ザ・バンガード・グループ・インク
4位eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)三菱UFJ国際投信
5位iFree レバレッジ NASDAQ100大和アセットマネジメント
6位eMAXIS Slim 先進国株式インデックス三菱UFJ国際投信
7位セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドセゾン投信
8位楽天・全米株式インデックス・ファンド楽天投信投資顧問
9位たわらノーロード先進国株式アセットマネジメントOne
10位SBI・V・全米株式インデックス・ファンドSBIアセットマネジメント

昨年の2020年のランキングトップ10に入っているけど今年のランキングに入っていないのがこれらです。

2020→2021でトップ10より外れたファンド
・ひふみ投信
・eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
・農林中金<パートナーズ>長期厳選投資おおぶね
2020→2021でトップ10入りしたファンド
・iFree レバレッジ NASDAQ100
・楽天・全米株式インデックス・ファンド
・たわらノーロード先進国株式
・SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

今年はアクティブファンドやバランス型が外れて比較的リスクが高い株式やレバレッジ型が入ってきています。

2020年はコロナショックとそこからの急激な回復があった年なので市場平均以上を狙うアクティブファンドで攻めた人やまもりに走った人がバランス型を好んだのかもしれません。

2021年はコロナショックからの回復で順調に右肩上がり、このためレバレッジ型や米国株式などリスクの大きなものが好まれたのかなと思いました。

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レバナスがトップ10入り

この中で個人的に気になったのが「iFree レバレッジ NASDAQ100」ナスダック100にレバレッジをかけたファンドで、2020年頃から目立ってきていました。最近では「レバナス」なんて言葉も生まれるくらい強烈なリターンを叩き出していますね。

設定が2018年10月ですから約3年で4倍以上成長してるわけです。この人気の高さに楽天証券も2021年11月17日「楽天レバレッジNASDAQ-100」を設定しています。

確かに短期間で資産を大きく増やせる可能性があるファンドなのですが、当然扱いが難しく、しかも今年は米国のテーパリングや利上げがありますから高PERのNASDAQ(ハイテク株関係)は厳しいのではないかと思っています。

当然レバレッジをかけていれば調整局面で痛い目を見るのは明らか、金融庁がこのような警告を出していることも知っておいたほうが良いと思います。

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どなたにでもお勧めできるファンド

皆さん考え方が違うので様々なファンドが選ばれていますが、毎回上位に入るファンドは多くの人が間違いないと思うファンドですし、比較的長期運用に向いていると勝手に思っています。

2020年、2021年ともにトップ10に入っているファンドは以下の通り
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・ニッセイ外国株式インデックスファンド
・バンガード・トータル・ワールド・ストック ETF(VT)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

毎回上位に入るものは「全世界株式、全米株式、バランス型」の3種類ですね。多くのブロガーさんが選んだファンドですから、まず悩んだらまずはこれらを検討することをおすすめしたいと思います。

それでは内容を確認・整理してみましょう。

全世界株式へ分散投資するファンド

前提ですが、ベンチマークが同じであれば投資先が同じということですから運用結果は同じになります。

投資先が全世界のファンドをベンチマークごとに並べてみると以下のようになります。

・MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
  eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
   対象は先進国、新興国 約45カ国
   約2700銘柄で構成
・MSCIコクサイ・インデックス
  ニッセイ外国株式インデックスファンド
  eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 
   対象は日本を除く先進国 約24カ国
   約1300銘柄で構成
・FTSEオール・ワールド・インデックス
  バンガード・トータル・ワールド・ストック ETF(VT)
   対象は先進国、新興国 約50カ国
   約9000銘柄で構成

過去10年のチャート 
 MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス:水色
 MSCIコクサイ・インデックス   :紫
 FTSEオール・ワールド・インデックス :ピンク

過去10年の成績で見れば新興国と日本を含んでいない「MSCIコクサイ・インデックス」が頭一つ抜けていますね。新興国を入れるかどうかが選択のキモになりそうです。

全米株式へ分散投資

やはり強いのは米国株式、そしてトップ10の常連が「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」、米国の優良大型株500銘柄を組み込んでいるファンドです。

また米国株式を狙っているのであれば、2020年のランキングトップ10には入っていませんが米国株式全体を買うVTIへ分散投資するファンドもオススメなので書き出しておきます。
・楽天・全米株式インデックス・ファンド
・SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

人気のバランス型

連続してトップ10入りしたバランス型といえば「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」、長期・分散・積立が認知されるきっかけとなった優良なファンドです。

全世界の株式と債券へ分散、株式と債券を50%に保つように設計されており、債券が入っている分他のファンドに比べてパフォーマンスが落ちるのは仕方ないですね。

使い方としては「積立設計してあとは忘れている」というような ほっぽらかし運用に向いているファンドです。

まとめ

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021 」の結果発表を見て思うことをまとめてみました。毎年上位に入るものは誰にでもおすすめできる優良なインデックスファンドが多いので是非参考にしてみてください。

また最近のトレンドで、大きなリターンが狙えるレバレッジ型が上位に入ってきています。今年は景気が低迷しそうなので来年の「Fund of the Year 2022」でレバレッジ型がどのような評価になっているのかも気になりますね。

以上、なにか役に立つことがあったでしょうか?
それでは、また!!

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