【雑記】早期退職とインフレと貯金の切り崩し/やすきちの場合

生活
スポンサーリンク

最近の世界的なインフレの流れの中で国内でも物の値段が上がってきています。

特に生活必需品、例えば食料品価格の高騰なんかはかなり痛いですね・・・貯金を切り崩して生活している身にとってはちょっと辛いんですが、なんとか年金時受給開始まで乗り切っていきたいと思います。

さて2023年1月のインフレ率は4.2%だそうです。これ72の法則で計算すると17年で物価が2倍になる計算です。

72÷4.2=17.1

こうなると貯金は弱いんですよ
インフレリスクをモロに受けてしまう資産です・・・

そこで今回は早期退職を考えている方へ、インフレを考えた資産計画の参考になるようにやすきちの現状を整理しておきたいと思います。
なにか参考になるかもしれません。

ちなみにやすきちは年金受給開始までの生活費、教育費、予備費を現金(安全資産)で、それ以降の年金不足分を株式の取り崩しで計画しています。

スポンサーリンク

インフレを考慮しておく

現金などの安全資産はインフレリスクはあるものの、額面として上がったり下がったりしないので教育資金や家の補修費用など近い将来使うのに向いています。なのでこれらは現金など安全資産で保有しておきます。

ただ金額についてはインフレを考慮する必要がありますよね。

例えば生活費の予算が年間300万円だったとして6年生活するとなると1800万円必要、でも例えば4%つづインフレが進むと
 1年目 312万円
 2年目 324万円
 3年目 337万円
 4年目 351万円
 5年目 365万円
 6年目 380万円  合計2069万円

当初の予算よりも269万円余計に必要に・・・インフレリスクって大きいんです。

世界中でインフレが進むなかで、日本だけインフレが進まないわけがありません。なので生活費はインフレが進む前提で確保する必要があります。

では、どのくらいの金額が必要か? ・・・もともと日銀のインフレ目標は2%、個人的には倍の4%を想定していたので、今のところは年金受給開始までの生活費はなんとかなりそうです。

スポンサーリンク

資産寿命を伸ばす

早期退職後、収入がなければ単純に貯金が減るだけになってしまいます。これ気分的にあまりいいものじゃありませんよね、せっかく積み上げた数字が減るだけですから・・・

この対策はリスク資産を組み合わせること、株式と現金などでポートフォリオを作っておけば資産寿命を伸ばす事ができます。

例えば「現金50%、株式50%」になるようにポートフォリオを作っておけば、生活費を取り崩していっても、株式の成長が期待できるので資産の減るスピードが遅くなるわけです。

ただ、やすきちの場合は現金と株式の割合をどうするのか決めかねている状況、それに2022年はじめから世界的に景気低迷気味ですから今のところは現金のみを取り崩しています。そのうちあるタイミングで現金と株の割合を決めていきます。

持っている株式は米国全体に投資するVTIを投資信託で、あとは配当狙いのVYMですね。

ちなみに今だったら株式は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)インデックス」か「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」あたりがおすすめです。

スポンサーリンク

多少の収入源はほしい

生活費の予算をクリアするため、にひたすら我慢というのは精神衛生上良くありません。もちろん不要なものや満足度が低いものを買うのはお勧めしませんが生活費の予算には無駄使い(余裕費)を見込んでおくべきです。

そしてその無駄遣い費用を最大限にするためにこんな感じで倹約をするわけです

支出の項目を分けておく毎月の生活費
・年間で必ずかかるお金
・年間の余裕費

年間の余裕費=年間予算ー(毎月の生活費+年間で必ずかかるお金)

こうすると倹約の目的が余裕費の最大化ですからやる気も出ますよ!

あと、プラスαで入ってくるお金はすべて旅行などの余裕資金にしてしまえば かなり余裕が出てくるはず、やすきちの場合は分配金をこの余裕資金に当てています。そして小さくても稼げればそれも余裕資金にまわす予定、稼ぐ目的が余裕資金なのでやる気も出ますね。

多分デフレが進む

そして近い将来のことを考えればデフレが進む可能性があると思っています。もちろん長い目で見れば世界中でインフレが進んでいるので日本もインフレが進むはずです。

でも今の政策を見ていると、近い将来はデフレかなと思ってしまうんですよ。

こんなにインフレが進んでいる中で、デフレなんてあるわけないじゃないか・・・なんて声も聞こえそうですが、岸田さんは賃金が上がらない政策をつづけていますから購買力は上がりません。なので価格を上げると一気に客足が遠のく可能性があるんです。

安いモノへの需要が高まる ⇒ そのうち大手が安売りを始め顧客を集める ⇒ 他の企業も追従する

たぶんこのスパイラルが始まるんじゃないかと思うんです。それに先日も2022年の国民負担率、つまり税と社会保障の負担が年収の47.1%であることが発表されて話題になっていました。さらに国民負担率は年々増加し続けています。

ざっくりといえば・・・
・賃金は上がらず
・稼いだお金の半分が税金や社会保障

この状況で素直にインフレが進むとは考えにくいので、そのうち大手から安売りが始めるだろうと想像しているわけです。貯金の切り崩しをしている人にとっては有利な方向ですが実際にはどうなるかわかりません。

なので、近い将来デフレになったとしてもそれは一時的と考えインフレを考慮した資金計画、リスク資産を適度に持つことで資産寿命を伸ばすことを考えておくことは大切だと思います。

以上、なにか役立つことあったでしょうか。
それでは、また!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました